マニピュレータの表示ツール（Show Manipulator Tool）

選択したノードまたはアトリビュート用にカスタマイズされたマニピュレータを表示します。

増分スナップオプション

マニピュレータの表示ツール（Show Manipulator Tool）を使用するコマンドで、スナップを使用できます。たとえば、次のようになります。

自由に移動しているときでも、軸に沿って移動しているときでも、スナップが発生します。これは、正投影ビューでライトやカメラの位置合わせをしているときに便利です。

移動設定（Move Settings）

ステップ移動（Discrete Move）: 段階的にオブジェクトを移動するときの 1 回あたりの移動量（ステップサイズ（Step Size）値により定義）を指定することができます。
相対（Relative）: カレントの位置に相対的に移動する場合の移動間隔を設定します。つまり、カレントの位置が 0.75 で、ステップサイズ（Step Size）が 1、相対（Relative）がオンの場合、1.75、2.75 などにスナップされます。相対がオフで、ステップサイズが 1 の場合、1.00、2.00、3.00 などにスナップされます。ステップ移動がオンの場合のみ選択可能です。
ステップサイズ（Step Size）: 増分を指定します。デフォルトは 1 単位です（単位（mm、cm、インチ、フィートなど）はプリファレンスによって異なります）。

回転設定（Rotate Settings）

回転スナップ（Snap Rotate）: 段階的にオブジェクトを回転するときの 1 回あたりの回転量（ステップサイズ（Step Size）値により定義）を指定することができます。
相対（Relative）: カレントの位置に相対的に回転する場合の間隔を設定します。つまり、カレントの位置が 10 度で、ステップサイズ（Step Size）が 15 度、相対（Relative）がオンの場合、25、40、55 などにスナップされます。相対がオフで、ステップサイズが 15 の場合、15、30、45 などにスナップされます。回転スナップがオンの場合のみ選択可能です。
ステップサイズ（Step Size）: 増分を指定します。デフォルト値は 15 度です。

スケール設定（Scale Settings）

ステップスケール（Discrete Scale）: 段階的にオブジェクトをスケールするときの 1 回あたりのスケール量（ステップサイズ（Step Size）値により定義）を指定することができます。
相対（Relative）: カレントの位置に相対的にスケールする場合のスケール間隔を設定します。つまり、カレントのサイズが 1.25 で、ステップサイズ（Step Size）が 1、相対（Relative）がオンの場合、2.25、3.25 などにスケールされます。相対がオフで、ステップサイズが 1 の場合、2.00、3.00、4.00 などにスナップされます。ステップスケール（Discrete Scale）がオンの場合のみ選択可能です。
ステップサイズ（Step Size）: 増分を指定します。デフォルトは 1 単位です（単位（mm、cm、インチ、フィートなど）はプリファレンスによって異なります）。

注:
ツール設定への変更は、このツールを使用するメニュー項目すべてで共有されます。たとえば、フェースの押し出し（Extrude Face）ツールで回転スナップ（Snap Rotate）の値を 45 度に変更した場合、コンポーネントの移動（Move Component）ツールでも同じ値が使用されます。