元の値に対して相対的にオブジェクトをトランスフォームする

元の値に対して相対的にオブジェクトをトランスフォームするには:

1. トランスフォームするオブジェクトを選択します。
2. [編集] > [トランスフォーム] > [トランスフォーム プロパティ]の順に選択します。

   [トランスフォーム プロパティ]ウィンドウが表示されます。

   

   このウィンドウの[オブジェクト位置]セクションに、選択したオブジェクトの位置、回転、スケールが、モデルをインポートして、[モデル設定]ウィンドウでスケールを適用したときの値に対する相対値で表示されます。[ピボット位置]セクションには、ワールド空間でのオブジェクト ピボットの位置が示されます。

   複数のオブジェクトを選択している場合は、選択階層の一番上にあるオブジェクトから取得された値が表示されます。この階層と、どのオブジェクトが既にトランスフォームされているのかを確認するには、[編集] > [オーガナイザ]を選択します。

3. 指定したオブジェクトに対するこれらの値を変更するには、新しい数値を入力して、[Enter]を押します。
4. 現在の位置に対する相対値を入力するには、[トランスフォーム]ボタンをクリックして、[トランスフォーム]ダイアログ ボックスを使用します。
   注:

   [モデル設定]ウィンドウを使用してモデルの単位(およびシーン スケール)を変更すると、[トランスフォーム プロパティ]ウィンドウにその倍率は表示されません。ただし、[トランスフォーム]ウィンドウでオブジェクトを変換するときには、この倍率が加味されます。このウィンドウで入力する値に倍率がかけられると、[トランスフォーム プロパティ]ウィンドウの既存値が更新されます。

5. ピボット ポジションを調整するには、各軸に対して新しいローカル座標を入力するか、[ピボットを移動]ボタンをクリックして、ビュー内のピボットをインタラクティブに調整します。
6. オブジェクトのバウンディング ボックスの中心にピボットを移動するには、[センター ピボット]をクリックします。ピボットをリセットして直前の移動を行う前の位置に戻すには、[ナチュラル ピボットに移動]をクリックします。ピボットを移動したことがない場合には、最初にモデリング ソフトウェアによって指定された位置にピボットが戻ります。