Maya ハードウェア 2.0 レンダラを使用してレンダーする

 
 
 

このセクションでは、アニメーション全体をディスクにレンダーします。まず、このレッスン用にアニメートされたカメラの視点からシーンをレンダーできるように、カメラ ビューを切り替える必要があります。カメラをアニメートするときは、既定のパース ビュー カメラをアニメートするのではなく、アニメートする 2 つ目のカメラを作成することをお勧めします。これにより、必要に応じて既定のパース ビューに戻ることができます。

アニメーション全体のレンダリングには多くの時間を要するため、数フレームをモニタにテスト レンダーし、結果を確認すると良いでしょう。

数フレームをレンダーして目標とする質が得られたら、ディスクの全アニメーションをレンダーします。

カメラ ビューを切り替えてアニメーションを再生するには

  1. パース ビューで、パネル > パース ビュー > apple_camera (Panels > Perspective > apple_camera)を選択します。

    ビューが更新され、apple_camera のレンズを通して見たシーンが表示されます。

  2. タイム スライダの再生コントロールにある再生(Play)ボタンをクリックします。

    再生の際は、アニメートされたカメラはリンゴを中心にトラックおよびタンブルされます。

  3. テスト レンダーを行うフレームでアニメーションを停止します。

アニメーションの現在フレームをテスト レンダーするには

  1. レンダー ビュー(Render View)ウィンドウで、ドロップダウン リストから Maya ハードウェア 2.0 (Maya Hardware 2.0)を選択します。
  2. レンダー > レンダー > apple_camera (Render > Render > apple_camera)を選択します。

    これは、メニュー項目がハードウェア 2.0 レンダラを使用して、アニメートされた apple_camera の視点からシーンの単一フレームをレンダーすることを意味します。

  3. アニメーションの 120 フレームに進んでください。リンゴが別の位置で回転しています。
  4. レンダー ビュー(Render View)で、レンダー > レンダー > Current (apple_camera)(Render > Render > Current (apple_camera)) を選択します。

    このフレームでもレンダーしたイメージがよく見えることを確認してください。

これでアニメーション全体を表示するレンダーしたフレームの確認が完了したため、アニメーション シーケンス全体をレンダーする準備が整いました。実際のプロジェクトでは、アニメーションの中で特に新しいシェーディングやライティング要素が発生する場所など、複数のフレームでのテストが必要になります。