次の手順では、2 次元キャンバスを表示し、プリセット ブラシを使って数本のストロークをペイントします。
このレッスンでは触れませんが、筆圧に反応するタブレットとスタイラスを使ってペイントすることもできます。この場合、スタイラスを強く押し付けるほど、ペイントは濃くなります。
最初にペイント エフェクト(Paint Effects)パネルを表示したときの既定のブラシは、エアブラシに似た黒一色のストロークです。
バイザー(Visor)には何百というペイント エフェクト(Paint Effects)ブラシをカテゴリ フォルダに整理しています。バイザー(Visor)内でフォルダをクリックし、次にフォルダの右側の領域にあるブラシ アイコンをクリックします (各プリセット ブラシ名には拡張子 .mel が付いています。つまり各ブラシはブラシの操作特性を設定する MEL スクリプトです)。バイザー(Visor) ウィンドウ内でドリーすると、表示可能なサイズのブラシ アイコンを拡大し、名前を見やすくすることができます。
ブラシやフォルダ内のブラシすべてをシェルフ(Shelf)にコピーできます。中マウス ボタンでブラシやフォルダをシェルフ(Shelf)にドラッグします。シェルフ エディタ(Shelf Editor) (ウィンドウ > 設定/プリファレンス > シェルフ エディタ(Window > Settings/Preferences > Shelf Editor))を使用して、シェルフからアイテムを除去します。
ブラシには、ペイント パスに沿ってペイントを直接適用できるものもあれば、エフェクトを追加できるものもあります。たとえば、pens フォルダには、ペンのように動作する ballpointRed.mel のようなブラシがあります。flowers フォルダには、マウスをドラッグするにつれてフラワーが成長していく dahliaPink.mel のようなブラシがあります。dahliaPink.mel のようなブラシは、ペイント エフェクト(Paint Effects)のチューブを使います。
ゆっくりストロークしたときには、素早くペイントしたときよりもフラワーが密生しています。ストローク スピードによるエフェクトの密度の違いは、チューブを使うブラシであればどれでも同じです。
2D キャンパスを表示している場合、元に戻せるのはストローク 1 つだけです。メイン メニューの編集 > 元に戻す(Edit > Undo)ではストロークを元に戻すことはできません。