リファレンス 微調整を書き出す

 
 
 

ゾンビの歩行に対して実施した微調整は、実際にはオリジナルのゾンビ アニメーションを変更していません。この変更内容は現在のシーン ファイルにリファレンスの編集として存在します。

リファレンスの編集を表示するには

  1. アウトライナ(Outliner)で、zombieShuffleRN を選択します。
  2. をクリックし、表示されるメニューからリファレンス > 編集の表示(Reference > List Edits)を選択します。

    ゾンビのファイルが参照されてからこれまでに変更されたノードとアトリビュートの値のリストが表示されます。

    ここから、zombieShuffle ファイルのゾンビの歩行は、変更されていないオリジナルのままであり、現在のシーンが参照する zombieShuffle には実施した微調整のみが含まれていることがわかります。

  3. リファレンスの編集をリスト(List Reference Edits)ウィンドウを閉じます。

現在のシーンのリファレンスの編集を書き出して、墓地のシーンで使用することができます。

リファレンスの編集を書き出すには

  1. アウトライナ(Outliner)で、zombieShuffleRN を選択します。
  2. をクリックし、リファレンス > オフライン ファイルへ書き出し(Reference > Export to Offline File)を選択します。

    ファイル ブラウザ(File Browser)が表示されます。

  3. オプション(Options)で、次の操作を行います。
    • ターゲット オプション(Target Option)セクションで、書き出しノード(Export nodes)選択項目のリファレンス ファイルに接続(Connected to referenced file for selection)に設定します。
    • リファレンス オプション(Reference Options)セクションで、setAttr 編集を含める(Include setAttr edits)をオンにします。
    注:

    このチュートリアルは、Maya の既定のファイル ブラウザ(File Browser)を使用していることを前提としています。これらのオプションがファイル ブラウザ(File Browser)に表示されない場合、ウィンドウ > 設定/プリファレンス > プリファレンス(Window > Settings/Preferences > Preferences)を選択してからファイル/プロジェクト(Files/Projects)セクションに移動し、ファイル ダイアログ(File Dialog)オプションを Maya 既定(Maya Default)に設定して、既定のブラウザに変更します。

  4. ファイルに armTweak1 という名前を付け、オフライン ファイルへ書き出し(Export to Offline File)ボタンをクリックします。

    アニメーション 微調整を収めた編集ファイルが作成されます。

これで微調整したアニメーションを墓地ファイルのゾンビに適用する準備が整いました。

チュートリアルの次の部を準備するために、graveyard3.ma シーンを再度開きます(ファイル >シーンを開く(File > Open Scene))。現在のシーンを保存する必要はありません。