流体のシェーディング アトリビュートを設定する

 
 
 

アトリビュート ランプを使用して、流体のシェーディング プロパティを設定できます。このセクションでは、密度(Density)温度(Temperature)にカラーと白熱光を追加して、流体の不透明度を調整します。

流体のシェーディング アトリビュートを設定するには

  1. アトリビュート エディタ(Attribute Editor)の fluid_slag__smokeShapeタブのシェーディング(Shading)セクションで、透明度(Transparency)カラー サンプルをクリックし、カラーを次の値に設定します。
    • R: 0.5
    • G: 0.5
    • B: 0.5

    透明度を下げると、スラグから放出される煙がはっきりと見えるようになります。白熱光(Incandescence)ランプを設定した後で、必要に応じて透明度を再調整できます。

  2. エッジのドロップオフ(Edge Dropoff)を 0.025 に設定します。
  3. カラー(Color)セクションで、カラー スウォッチをクリックしてカラーを次の値に設定します。
    • R: 0.546
    • G: 0.466
    • B: 0.443
  4. 入力カラー(Color Input)一定(Constant)に設定します。
  5. 白熱光(Incandescence)セクションで、次の値を使用してランプを作成します。
    マーカー 選択した位置(Selected Position) RGB カラー値
    1 0.5
    2 0.7 R: 0.23、G: 0.035、B: 0.06
    3 0.8 R: 0.46、G: 0.071、B: 0.011
    4 1.0 R: 3.0、G: 0.90、B: 0.072

    マーカーの補間(Interpolation)値はすべてリニア(Linear)に設定したままにします。

  6. 白熱光入力(Incandescence Input)温度(Temperature)に設定します。
  7. 入力バイアス(Input Bias)を 0.53 に設定します。
  8. 不透明度(Opacity)セクションで、次の値を使用してランプを作成します。
    マーカー 選択した位置(Selected Position) 選択した値(Selected Value)
    1 0.1 0
    2 0.2 0.2
    3 1.0 1.0

    マーカーの補間(Interpolation)値はすべてリニア(Linear)に設定したままにします。

  9. 不透明度入力(Opacity Input)密度(Density)に設定します。
  10. 入力バイアス(Input Bias)を 0.5 に設定します。
  11. シミュレーションを巻き戻して再生します。

    流体はまだリアルな煙や炎のようには見えません。これは、流体解像度がまだ低すぎるためです。次のセクションでは、解像度を上げてソルバ精度を向上させます。