反射率マップ
 
 
 

反射率マップは、イメージ マップに従ってオブジェクトのサーフェイスを反射にしたり、無反射にしたりします。オブジェクト上に反射率マップを作成するには、オブジェクトのサーフェイス シェーダの反射率入力にテクスチャ マップを接続する必要があります。

A

テクスチャの反射率を使用すると、テクスチャの白いエリアが反射されるようになります。負の反射値を使用すると、黒いエリアが反射されるようになります。

B

両眼にハニカム テクスチャが適用されています。ただし、左眼ではこのテクスチャを反射率マップとしても使用してます。テクスチャの白い領域が反射し、暗い領域がには光沢がない様子がわかります。

反射率マップを作成するには

  1. 反射率マップを割り当てるオブジェクトを選択します。

    オブジェクトにサーフェイス シェーダが適用されていることを確認します。適用されていない場合は、[取得](Get) [マテリアル](Material)メニューからすぐに適用することができます。

  2. [Render]ツールバーから[修正](Modify) [シェーダ](Shader)を選択してサーフェス シェーダのプロパティエディタを開きます。タイトル バーのロック アイコンをクリックして、プロパティ エディタを開いたままにしておきます。

  3. [透明/反射](Transparency/Reflection)タブの[反射]カラー スライダの右にある接続アイコン をクリックします。メニューからテクスチャ シェーダを選択します。

    選択すると、サーフェイス シェーダの[反射率]カラー パラメータにテクスチャが接続され、選択したオブジェクトのレンダ領域に反射マップが表示されます。

  4. テクスチャ シェーダのプロパティ エディタ ページが開きます。テクスチャ シェーダのテクスチャ プロジェクションを[テクスチャ]タブで定義します。詳細については、「テクスチャ プロジェクションを指定する」を参照してください。

  5. テクスチャのプロパティ エディタを閉じます。必要に応じて、サーフェイス シェーダのプロパティ エディタの[透明/反射](Transparency/Reflection)タブで以下のオプションを調整します。

    • [アルファ使用](Use Alpha): テクスチャのアルファ チャンネルのみを使用します。

    • [反転](Invert): 反射マップを反転させます。反射マップの反転は、白黒イメージまたはイメージのアルファ チャンネルを使用して反射率をコントロールする際に、白いエリアではなく黒いエリアを反射させる場合に有効です。

    • [スケール](Scale): 反射強度全般を調整します。