コンポーネント サーフェイスのモデリングにおける考慮事項
 
 
 

サーフェイス メッシュを組み立てるためのサーフェイスをモデリングする際に、考慮すべき事項は以下のとおりです。

接合タイプ

接合タイプ サーフェイスは、I 接合、T 接合、または星形接合で接するようにできます。その他の方法として、球における極のように、1 つまたは複数のサーフェイスを単一のポイントにまとめることができます。

I 接合

I 接合では、共有する境界線に沿って 2 つのサーフェイスが接合されます。考え得る接合の中でも最も簡単な接合です。

T 接合

T 接合は、3 つのサーフェイスを接合します。1 つのサーフェイスの境界線を、他の 2 つのサーフェイスの境界線に接合します。さらに、他の 2 つのサーフェイスは、1 つの境界線を共有します。

星形接合

星形接合では、複数のサーフェイスが 1 つのポイントに集まります。3 つのサーフェイス(Y 接合)、4 つのサーフェイス(X 接合)、またはそれ以上のサーフェイスを接合できます。星形接合を使用する場合には、以下のことに注意します。

  • 星形接合の周囲のポイントが、ほぼ等距離に位置するようにします。

       

    良い例: 接合の周囲のポイントが等距離の位置にあります。

    悪い例: この接合はうまく変形されません。

  • 2 つの星形接合の間に、最低でも 4 つのコントロールポイントが必要です。

  • 大きく変形する領域では、星形接合の配置を避けてください。

コラプス接合

コラプス接合では、サーフェイスの 1 つの境界が 1 つのポイントにまとめられ(球の極に似ています)、2 つの対極の境界が円錐シェイプで接合されます。

1 つの境界が 1 つのポイントに収束しています(A)。反対側の 2 つの境界が揃っています(B)。

マルチノット

マルチノット(オーバラップしたコントロール ポイントで作成)を使用して不連続性を作成し、サーフェイスを揃えることができます。これは、3 つ以上のサーフェイスが複雑な方法で接している穴を削除する場合に、特に便利です。

 

3 つのサーフェイスが 1 つのポイントで接していると、問題が生じることがあります。

 

これらのサーフェイスを中心点で接合すると、エッジがオーバラップします。

 

この問題を解決するには、[多重度]が 3 であるノットカーブを作成します(ここではアウトラインで表示されています)。

 

マルチノットはサーフェイスを揃えるための不連続性を作成します。連続性は、マルチノット カーブが接合しているかのようにカーブ全体にわたって維持されます。

ローカル マテリアルとテクスチャ

個々のサブサーフェイスには、ローカル マテリアルとローカル テクスチャを使用できますが、 UV テクスチャ投影はサポートされません。

個々のサーフェイスにマテリアルとテクスチャをすでに適用している場合は、組み立ての際に、そのマテリアルとテクスチャを、オプションでローカルにコピーできます。ただし、テクスチャ プロジェクションはオリジナルのサーフェイスに適用されたままです。このため、プロジェクションを移動させずに組み立てたサーフェイス メッシュを移動させると、テクスチャはスライドします。

スライドさせずに組み立てたサーフェイス メッシュを移動するには

  • 次のいずれかの操作を実行します。

    • 組み立てたサーフェイス メッシュをフリーズします。またこれはサーフェイス メッシュ上のテクスチャ投影もフリーズします。しかし、サーフェイス連続性マネージャを手動で再度適用する必要があります。詳細については、「 手動でサーフェイス連続性マネージャを適用する」を参照してください。

      または

    • オリジナル テクスチャ投影を組み立てたサーフェイス メッシュに拘束、またはペアレント化します。