ジオメトリ アプロクシメーションを適用および編集する
 
 
 

[ジオメトリ アプロクシメーション]は、さまざまな表示プロパティ、モデリング プロパティ、レンダリング プロパティをコントロールする多目的プロパティです。

デフォルトでは、シーンのルート ノードに、シーンのオブジェクトごとに継承されるジオメトリ アプロクシメーション プロパティがあります。この共有プロパティを編集すると、シーン内のジオメトリック オブジェクトのうち独自のローカル プロパティを持たないすべてのオブジェクトに影響します。

選択されたオブジェクト、ブランチ モードの階層、グループ、レイヤ、およびパーティションにローカルのジオメトリ アプロクシメーション プロパティを適用することができます。これにより、それぞれのオブジェクトを異なる方法で表示し、レンダリングをコントロールできます。

このセクションでは、[ジオメトリ アプロクシメーション]プロパティを適用して編集する方法について説明します。すべてのオプションの詳細については、「[ジオメトリアプロクシメーション]プロパティ エディタ」(「プロパティ リファレンス」)を参照してください。また、一部のオプションについては、本書の以下のセクションで説明されています。

[ジオメトリ アプロクシメーション]プロパティを適用するには

  1. エレメントを選択します。エレメントには、オブジェクト、階層(ブランチ モード内)、グループ、レイヤ、パーティションなどがあります。

  2. ツールバーから[取得](Get) [プロパティ](Property) [ジオメトリアプロクシメーション](Geometry Approximation)を選択します。

    注:[Geometry Approximation]プロパティは、オブジェクトにローカルプロパティが適用されていない場合、+キーと–キーを使ってオブジェクトのサブディビジョン レベルを変更すると自動的に適用されます。

既存の[ジオメトリ アプロクシメーション]プロパティを編集するには

  1. Explorer でエレメントのノードを拡張して、そのプロパティを表示させます。

  2. ジオメトリ アプロクシメーションのノード アイコンをクリックします。

    [ジオメトリ アプロクシメーション]プロパティは、エレメントのレンダリングおよびビューイング プロパティでも表示できます。MCP の[選択]パネルで[選択](Selection)を右クリックし、[ビューイング プロパティ](Viewing Properties)または[レンダリング プロパティ](Rendering Properties)を選択します。