[ヘアダイナミクス オペレータ]プロパティ エディタ
 
 
 

ヘア エミッタやその他の自然現象の動作に対し、ヘア オブジェクトを反応させることができます。また、ダイナミック シミュレーションの計算方法も決定できます。

適用するには:[ヘア]パネルで[作成](Create) [ダイナミクス](Dynamics)を選択します。

表示するには: ヘア オブジェクトを選択し、[Select]パネルの[選択](Selection)ボタンをクリックして、[Hair Dynamics Operator]アイコンをクリックします。

ミュート(Mute)

オペレータのオン/オフを切り替えます。

ダイナミクスのリセット(Reset Dynamics)

[ダイナミクスのリセット](Reset Dynamics)ボタンをクリックすると、ヘアがきれい整った状態に戻ります。

キャッシュファイル

高速再生を可能にするダイナミクス計算の結果を保存するキャッシュです。

詳細については、「ファイルをキャッシュに保存して再生する」(「ヘア」)を参照してください。

キャッシュ モード(Cache Mode)

キャッシュをどのようにシミュレーションに使用するかを決定します。

  • [ライブ](Live)([キャッシュなし](no cache)): シミュレーションは、前回の計算データに基づき必ず更新されます。ヘア パラメータの変更後は、前回のヘアの位置に基づく新しい値の効果が表示されます。このモードは、作業中にその効果をテストして確認する場合に便利ですが、モーション ブラーのレンダリングや計算には適していません。モーションブラーのレンダリングや計算には、[読み取り & 書き込み](Read& write)または[読み取り専用](Read only)に切り替える必要があります。

  • [読み取り & 書き込み](Read & write): 現在のフレームで有効な場合は、キャッシュからダイナミクスを読み取ります。無効な場合は、現在のフレーム(シミュレーション開始以降の所在不明フレームを含む)でダイナミクスが計算され、結果がキャッシュに書き込まれます。ヘア パラメータの変更後はシミュレーションがリセットされ、キャッシュが消去されます。また、フレームを変更するまで何も再計算されません。

  • [読み取り専用](Read only): ヘアパラメータを変更しても、シミュレーションデータは必ずキャッシュから読み取られます。

ファイル名(File Name)

キャッシュのパス。[ユーザ](Usr)がオンの場合、パスは入力されたとおりに表示されます。[解決](Res)がオンの場合は、解決されたパスが表示されます。場所を変更するには、別のパスを入力するか[ブラウズ](Browse)ボタン(...)を使用します。有効なパスは白、無効なパスは赤、読み取り専用パスは灰色で表示されます。

キャッシュファイルの削除(Delete Cache Files)

キャッシュ ファイルを削除するには、[キャッシュのクリア](Clear Cache)ボタンをクリックします。

フォース感度

これらのパラメータは、ヘアに各フォースが与える影響の度合いを制御します(「Forces(フォース)」(「 シミュレーション」)を参照)。この値を使用すれば、フォースの値を同じにしたまま、そのフォースがヘアに対して与える効果を増減できます。

ヘアに影響を与える場合は、最初にそのヘア オブジェクトに適切なフォースを適用しておく必要があります。このコントロールで 0 以外の値が設定されない限り、ヘアに対してフォースは作用しません。