インタフェースおよびツール
 
 
 

スケマティック ビューの改良点

スケマティック ビューに、以下のようにいくつかの改良が加えられています。

  • 以前は、Softimage のインタラクション モードでは、[Alt]キーを押しながらノードを新しい親にドラッグすることにより、Schematic に階層を作成することができましたが、Maya インタラクション モードでは、[Alt]キーがナビゲーションに使用されるため、この操作は使用することができませんでした。スケマティック ビューで親子関係を設定するための[Parent Hotkey]コマンドが新しく追加されました。このコマンドは、Maya のキー マップの [P]に割り当てられています。また、このコマンドを使用して、独自のキー マップの別のキーに対して親子関係の設定を割り当てることもできます。
  • また、Schematic メニューのすべての項目をキーに割り当てることができるようになりました。
  • 変換のアニメーションに加えて、キネマティク チェインやジョイント プロパティのアニメーションでも、F カーブ、エクスプレッション、およびリンク パラメータのラベルが表示されるようになりました。
  • 変換、キネマティク チェイン、またはキネマティク ジョイントのプロパティにスクリプト オペレータまたはカスタム オペレータが存在する場合に、オブジェクトに[Sc]というラベルが表示されます。
  • スクリプト オペレータまたはカスタム オペレータの影響を受けるオブジェクトとそれぞれの入力オブジェクトとの間に、[Scop]というラベルの付いたリンクを表示することができます。このリンクを選択して[Enter]キーを押すと、[Expr]リンクで Expression Editor を開くのと同じように、Scripted Operator Editor を開くことができます。

ブラシベース ツールを使用する

ブラシの半径を 0.01 より小さく設定できるようになりました。これは、高密度のメッシュを使用する場合に役立ちます。

ウェイト エディタ

Weight Editor がいくつかの点で強化されました。

  • エンベロープ ウェイトの割り当てに加えて、ウェイト マップおよび頂点カラー プロパティの数値による編集が可能になりました。

  • Weight Editor に、編集されているプロパティ名と、オブジェクト名が表示されるようになりました。

  • 最初の垂直分割バーまたは水平分割バーをダブルクリックすると、表示される名前を自動フィットさせることができます。

  • ビューがロックされている場合に[F6]を押すと、現在の選択内容でビューを更新することができます。

変換マニピュレータ

[変換]プリファレンス[マニピュレータの外側をクリック](Click Outside Manipulator)[シンプル変換](Simple Transform)または[インタラクション無し](No Interaction)に設定されている場合、任意の場所を右クリックしてコンテキスト メニューを表示することができるようになりました。他のオプション([選択ツール](Select Tool)および[SI|3D スタイル変換](SI|3D-style Transform))では、他のアクションでマウスの右ボタンを使用するため、マニピュレータ上で直接右クリックする必要があります。再度右クリックすると、項目を選択することなくメニューが終了します。

タブレットのサポートとパフォーマンス(SP のみ)

タブレット ペンの圧力は Softimage 2012 SP のデフォルトの設定では無効です。これは、特に重いシーンの逆再生時またはシミュレート時のパフォーマンスの問題を修正します。タブレット ペンの圧力を有効にするには、XSI_ENABLE_WINTAB_SUPPORT 環境変数を設定します。環境変数を参照してください。