Cigarette Smoke(シガレット スモーク)
 
 
 

たばこから出るような、くすぶったスモークの流れを作成できます。スモークの動きにリアルさを加えるため、乱流と風が使用されます。

この[Execute]出力を[ICETree]ノードのポートに接続します。

[ICE]ツールバーから[パーティクル](Particles) [作成](Create) [パーティクル](Particles) [シガレット スモーク](Cigarette Smoke)を選択し、放出オブジェクトを選択することで、このコンパウンドを使用したスモークを作成することもできます。

タスク:[パーティクル]/[プリセット]

出力ポート:[Execute]

エミッタ(Emitter)

パーティクルの放出元となるジオメトリを接続します。このジオメトリは、サーフェイスを持つジオメトリである必要があります。このエミッタには、複数のジオメトリを接続できます。

レート(Rate)

1 秒間に放出されるパーティクルの数を指定します。

サイズ(Size)

パーティクルの大きさを定義します。この値はパーティクルの半径になりますが、パーティクルの表示サイズは直径になります。たとえば、[サイズ]の値(半径)が 1 の場合、直径(表示)サイズは 2 になります。

詳細については、「ICEパーティクルのサイズ」(「ICEパーティクルシミュレーション」)を参照してください。

速度(Speed)

新しいパーティクルが放出されるときの移動速度を定義します。この値は、1 秒あたりの Softimage 単位で指定します。この値が 0 に設定された場合はパーティクルが放出されますが、放出オブジェクト上に残ります。

詳細については、「ICE パーティクル速度」(「ICEパーティクルシミュレーション」)を参照してください。

グラディエントカラー(Color Gradient)

グラディエント バーのカラーに基づいて、パーティクル カラーを定義します。パーティクル カラーは、放出時に、このグラディエントから取得されます。

  • グラディエント下部の各ボックスのカラーは、ボックスを選択してカラー スライダを使用することで設定できます。

  • ボックスは、グラディエントの下の任意の箇所をクリックすることで追加できます。また、ボックスを選択して[Delete]キーを押すことで削除できます。

  • 各ボックスの位置は、ボックスをドラッグするか、下部の[位置]テキストボックスに 0~1 の値を入力することで設定します。

  • ボックスで定義した各カラーの範囲を設定するには、グラディエント上部の小さな円をドラッグします。

詳細については、「Gradient(グラディエント)」を参照してください。

風力(Wind Strength)

ターゲット速度まで加速するために、パーティクルまたはオブジェクトに適用するフォースの強さを指定します。この値には、乱流が適用されます。

風の吹く方向(Wind Direction)

グローバル空間内の XYZ 方向で、フォースの向きを指定します。このベクトルの長さは無視され、方向だけが考慮される点に注意してください。

風速(Wind Speed)

パーティクルまたはオブジェクトのターゲット速度を指定します。パーティクル シミュレーションに風以外のフォースがない場合、パーティクルは最終的に風の速度設定に到達します。ただし、パーティクルの速度が発生時に低下する場合があります。これは、パーティクルの発生時に各自の速度があらかじめ設定されているためです。

乱流スケール(Turbulence Scale)

パラメータ値に適用する乱流量を指定します。

アニメーション速度(Animation Speed)

時間の経過に伴って、乱流のノイズ周波数を変化させます。この値は、ノイズが進行する速度です。