[Quadruped]コントロール
 
 
 

リグを作成した後でさまざまな部分をスケーリングします。

表示するには: 四足歩行ガイドを選択し、[Animate]ツールバーから[作成](Create) [キャラクタ](Character) [四足ガイドからリグ作成](Rig from Quadruped Guide)を選択します。このカスタム パラメータ セットはリグを作成した後に現れます。

再表示するには: Explorer で、Quadruped Rig モデルの下の[C](コントロールカスタムパラメータセット)アイコンをクリックします。

四足リグの詳細については、「四足歩行リグを作成する」(「キャラクタ アニメーション」)を参照してください。

スケール(Scale)

クォータニオン スパインの長さの割り合いを動的に変更します。リグのスパインを作成したときにそのタイプとして[固定長]を選択した場合(「」を参照)、これがスパインのスケーリングをする唯一の方法です。

クォータニオン頭部スパイン(首)を作成した場合は(「」を参照)、首のスケールをコントロールするためのボリューム スライダが別に存在します。

volume_factor(Volume Factor)

スパインの長さを変更して、クォータニオン スパインの脊椎をスケーリングします。また、これが上半身コントロール(前脚、背骨、首、および頭)のスケールにも継承されます。上半身を縮小する場合は正の値を、拡張する場合は負の値を使用します。

脊椎に合わせて頭部と前脚が縮小されないようにするには、頭部と腕を選択し、[Ctrl]+[K]キーを押して[Local Transform]プロパティエディタを開きます。ここで[オプション]ページの[コンストレイント](Constrain)[スケール](Scaling)オプションをオフにします。

クォータニオン頭部スパイン(首)を作成した場合は(「」を参照)、首のボリュームをコントロールするためのボリューム スライダが別に存在します。

Back Left/Back Right Foot Roll 1/2

後足の回転のブレーク ポイントが回転を伝える角度を設定します。

たとえば、象が歩くときの足の回転角度は非常に浅く、基本的には足の裏の幅と同じです。一方、熊の後足はより人間に近く、踏み込みの角度も大きくて、20 度近くになります。

Back Left/Back Right Lock Percentage

これらのスライダを使用して、後足の 2 つの下腿部のボーンをロックする長さのパーセンテージを決定します。たとえば、この値を 1 に設定すると、足のエクステンション コントロールを前方に回転するときに、2 つの下腿部のボーンが直線になる状態までしか回転できません。ロック パーセンテージの値を 0.95 に設定すると、下腿部のボーンは、水平にロックされた足の長さの 95% 以上を回転することができません。

2 つの下腿部のボーンをまっすぐにしたまま走るダチョウのような動物の場合、0.97 ぐらいの値が適しています。猫のような動物の場合は、最も伸ばした状態でもそれほどまっすぐにはならないので、0.95 ぐらいの値が適しています。

Front Left/Right Foot Roll 1/2

前足の回転のブレーク ポイントが回転を伝える角度を設定します。