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[FCurve Editor]プリファレンス
 
 
 

ビュー | キー | カーブ処理 | 貼り付けオプション | 貼り付けオプション

FCurve Editor の表示内容と機能をコントロールしたり、ファンクション カーブの編集オプションを設定可能にするためのプリファレンスを設定します。

表示するには、以下のいずれかの操作を行います。

[アニメーション]プリファレンスのオプションを使用して、既定のファンクション カーブのスタイル、補間、およびスロープに関する属性を指定できます。これらの設定は、キーを設定することによってファンクション カーブを作成するときに使用されます。

エディタ

F カーブの表示オプション、グリッドの表示方法、クリップボードの管理方法など、FCurve Editor での各種の設定をコントロールします。

詳細については、「Fcurve Editor のグラフとタイムラインを設定する」(「アニメーション」)を参照してください。

ディスプレイ

ディスプレイオプション(Display Options)

既定でグラフに表示する F カーブを決定します。

  • [表示無し](Show None): 選択したオブジェクトのFカーブを表示しません。

  • [すべてのパラメータ表示](Show All Parameters): 選択したオブジェクトのすべてのパラメータを表示します。

  • [アニメーション付きパラメータの表示](Show Animated Parameters): アニメートされたオブジェクトのパラメータの F カーブのみを表示します。

  • [マークパラメータの表示](Show Marked Parameters): マークしたオブジェクトのパラメータの F カーブのみを表示します。

  • [選択パラメータの表示](Show Selected Parameters): 選択したオブジェクトのパラメータの F カーブのみを表示します。

選択パラメータモードでツリーからカーブ選択を可能(Allow selecting curves from the tree in Selected Mode)

FCurve Editor で[ビュー](View) [選択パラメータ](Selected Parameters)をクリックしてコマンドをアクティブし、アニメーションの Explorer でパラメータを選択すると、対象となるFカーブが自動的に選択されます。これにより、F カーブを簡単にすばやく編集および操作することができます。

アニメーションの Explorer でパラメータを選択するときに、F カーブを選択せずに表示させる場合は、このオプションを選択解除します。

クラシックモード(Classic Mode)

FCurve Editor のモードをスイート モードまたはクラシック モードに切り替えます。[クラシックモード]オプションがオフになると、スイート モードがアクティブになります。

また、FCurve Editor のコマンド バーから[ビュー > クラシックモード](View > Classic Mode)コマンドを選択して、モードを切り替えることもできます。

  • [スイート モード](Suite mode): Softimage のスイート バージョンを実行している場合に、このモードがデフォルトでオンになり、使用されるよう設計されています。他の Autodesk 3D アプリケーションでの作業に慣れている場合は、このモードのほうが使いやすいでしょう。このモードでは、コマンド バーに簡易アイコンのセットが表示され、F カーブ グラフで何をクリックしても同じコンテキスト(右クリック)メニューが表示されます。
  • [クラシックモード](Classic mode): このモードでは、Softimage に慣れたユーザが使用するすべてのツールが提供されます。これは、旧バージョンの Softimage に表示されるものと同じです。

グリッド

F カーブ グラフに表示されるグリッドのプロパティをコントロールします。縦方向と横方向のプロパティを別々に設定できます。

グリッドの表示(Display Grid)

X(時間)および Y(値)軸の罫線の間隔を設定します。[表示](Show)は、X 軸および Y 軸の罫線の表示/非表示を切り替えます。

グリッドにスナップ(Snap Grid)

キーを移動または作成するときに、キーがスナップするグリッドの X(時間)および Y(値)軸の間隔を設定します。グリッドへのスナップ機能のオン/オフは[スナップ](Snap)で切り替えます。

スロープをスナップ(Snap Slope)

スナップするキー ポイントのスロープ ハンドルを操作するときに、スロープハンドルまでの[長さ](Length)を Softimage 単位で、または[角度](Angle)を角度で設定します。[スナップ](Snap)でこのオプションのオン/オフを切り替えます。

ルーラ

F カーブ グラフの X(時間)および Y(値)軸のルーラの増分間隔を設定します。ルーラに表示される単位は、現在時間表示に選択している単位と同じになります。[時間]プリファレンスを使用して、フレーム、秒、ミリ秒から単位を選択します。

X 表示/Y 表示(Show X /Show Y)

[表示](Show)は、水平 X(時間)軸および垂直 Y(値)軸におけるルーラの表示/非表示を切り替えます。

デフォルトツール

F カーブ グラフで使用する既定の選択ツールと編集ツールを設定します。

選択ツール(Select Tool)

F カーブ、キー、およびスロープ ハンドルを選択し、移動します。

カーブの選択ツール(Select Curve Tool)

F カーブのみを選択します。

キーの選択ツール(Select Key Tool)

キーのみを選択します。

キーの選択と移動ツール(Select and Move Key Tool)

キーを選択し、移動します。

カスタムコマンド

古いFカーブのカスタムコマンドを表示する(Show Old Fcurve Custom Commands)

FCurve Editor の[編集]メニューに既存のプラグインがあるかどうかは、自動的にスキャンされません。プラグインをスキャンする場合は、このオプションを選択します。

ビュー

インタラクション遅延(Interaction Lag)

インタラクションの開始前にマウスが移動するピクセル数。ポイントや、キーポイント上のスロープ ハンドルを移動するときのコントロールの精度を指定できます。

ビュー

FCurve Editor でさまざまなエレメントを表示する方法をコントロールします。

キーの座標(Key Coordinates)

選択したキーごとに X および Y 座標の値を表示します。

選択以外のキーのスロープ(Slopes on Unselected Keys)

選択したファンクション カーブ上のすべてのポイントのスロープハ ンドルを表示します。オフの場合、選択したキーのスロープ ハンドルだけを表示します。

選択以外のカーブでキーを設定(Keys on Unselected Curves)

表示されているすべてのファンクション カーブのキーを表示します。オフの場合、選択したファンクション カーブのキーだけを表示します。

バッファカーブ(Buffer Curves)

バッファに保存されている元のファンクション カーブの一時コピーが表示されます。これは、編集時にファンクション カーブのバックアップ コピーをとることに似ています。詳細については、「F カーブ バッファで安全に編集する」を参照してください。

パン & ズームモード(Pan & Zoom Tool Mode)

既定のズーム モードとして[パン & ズーム]ツールまたは[ズーム](矩形選択)ツールのどちらかを選択します。

タイムカーソルの表示(Time Cursors Visible)

Animation Editor で赤色の再生カーソルの表示を切り替えます。

選択可能なタイムカーソル(Time Cursors Selectable)

F カーブ グラフ内に限り、赤色の再生カーソルの選択の可/不可を切り替えます。再生カーソルは、Animation Editor 内で表示されていれば、いつでも利用できます。

カーブに自動フレーム(Auto Frame Curves)

Animation Editor を開くとき、または選択対象を更新するときのグラフ内のオブジェクトの F カーブの自動フレーミングを切り替えます。

Fカーブグラフの[ビュー](View) [選択パラメータ](Selected Parameters)フィルタをアクティブにし、Animation Explorerで1つまたは複数のパラメータを選択している場合は、そのFカーブが自動的にグラフでフレーミングされます。

インタラクティブな更新

インタラクティブな更新(Interactive Update)

FCurve Editor の[編集](Edit)[インタラクティブな更新](Interactive Update)コマンドの切り替えと、その更新速度の制御を行います。

キー

FCurve Editor でのキーの操作方法をコントロールします。

SI|3D のスロープ比率で表現(Express slopes as ratio as in SI|3D)

FCurve Editor のコマンド バーの[スロープの角度]テキスト ボックスに、ハンドル値が X 値に対する Y 値の比率で表示されます。

選択されたキーの両側に対し、スプライン/リニア補間を適用(Apply spline/linear interpolation to both sides of selected keys)

文字通りの処理を実行します。カーブでキーを選択し、補間タイプとしてスプラインまたはリニアを選択すると、キーの両側のスロープで同じ補間タイプが使用されます。

選択したキーの他のオプションを設定するには、「[Key]プロパティ エディタ」(「プロパティ リファレンス」)を参照してください。

カーブ処理

リサンプル、スムーズ、およびフィットの各操作の実行中にファンクション カーブを再計算する方法をコントロールする設定を含みます。

このページでオプションを設定し、FCurve Editor のコマンド バーの[カーブ](Curves)メニューから[スムーズ](Smooth)、[フィット](Fit)、[リサンプル](Resample)のいずれかのコマンドを適宜選択します。

詳細については、「F カーブをクリーンアップする(カーブ処理)」(「アニメーション」)を参照してください。

リサンプル

一定の間隔のキーで、ファンクション カーブを生成します。

時間のステップ(Time Step)

リサンプル オプションを使用するときのキーの挿入間隔を指定します。

既存のキーを保持(Keep Existing Keys)

リサンプル オプションを使用するときに、キーを追加する前に存在していたキーを保持します。

スムーズ

キー間の平均をとって、ファンクション カーブの鋭いスパイクやギザギザを取り除きます。

平均フィルタ(Average Filter)

移動平均を適用してファンクション カーブを滑らかにします。平均値のウェイトは均一に分散されます。

ガウスフィルタ(Gaussian Filter)

移動平均を適用してファンクション カーブを滑らかにします。平均値のウェイトはベル カーブ状に分配されます。通常は平均フィルタよりも優れた結果が得られます。

フィルタサイズ(Filter Size)

新しいキーを計算するために平均化するキーの数を定義します。フィルタのサイズが大きいほど直線に近いカーブが得られます。

変位(Variance)

ガウス フィルタにのみ適用されます。スムージングの程度をコントロールします。変位の値が大きいほど滑らかなファンクション カーブになります。

フィット

ファンクション カーブの元のシェイプを維持しながら、余分なキーを削除します。

許容範囲(Tolerance)

フィットの程度を調整します。小さい値を指定すると使用するキーの数が多くなり、カーブの元の形状に近いカーブが得られます。大きい値を指定すると使用するキーの数が少なくなり、元のカーブとは異なるカーブが得られます。

フィッティングの前にリサンプル(Resample Before Fitting)

[リサンプル](Resample) - [時間のステップ](Time Step)に設定された値を使用して、フィットが適用される前にカーブをリサンプルします。密度の低い F カーブのフィッティングに役立ちます。

貼り付けオプション

切り取ったりコピーしたキーをファンクション カーブに貼り付ける方法をコントロールします。

詳細については、「 キーおよび F カーブを切り取り、コピー、貼り付けする」(「アニメーション」)を参照してください。

貼り付けオプション

貼り付けオプションは、コピーしたり切り取ったキーをファンクション カーブに貼り付ける方法を指定します。

リプルモード(Ripple Mode)

ファンクション カーブ上の既存のキーは、貼り付けられたキーの挿入ポイントの後のタイムライン上で右方向に押し出されます。

このオプションを選択することは、[リプル]アイコンをクリックしたり、FCurve Editor のコマンドバーで[編集](Edit) [リプル](Ripple)を選択することと同じです。

貼り付け時(When Pasting)

貼り付けたキーを F カーブ上の既存のキーとマージするか、既存のキーと置き換えるかを選択します。

  • [キーのマージ](Merge Keys): 貼り付けられたキーは、同じフレームにある F カーブ上の既存のキーとマージされます。

  • [キーの置換](Replace Keys): 同じフレームにある F カーブ上の既存のキーが、貼り付けられたキーに置き換えられます。

貼り付けモード(Paste Mode)

貼り付けられたキーの値を指定します。

  • [絶対](Absolute): 貼り付けられたキーは、F カーブ上で対応する領域に完全に上書きされます。

  • [相対](Relative): キーは、貼り付け領域の最初のキーに相対的に貼り付けられます。

レガシー カット/コピー/貼り付け(Legacy Cut/Copy/Paste)

Softimage の複数のインスタンスにわたって F カーブとキーの切り取り、コピーと貼り付けを実行できます。ただし、切り取り、コピーと貼り付けは 1 度に 1つの F カーブからしか実行できません。

連続性オプション

貼り付け先の領域に新しいキーを統合する方法をコントロールします。[左のキー]設定と[右のキー]設定は、貼り付け先の領域の左側と右側に挿入するキー ポイントを計算するときに使用する値を指定します。

左のキー

貼り付け先の領域の左側に挿入するキー ポイントを計算するときに使用する値を指定します。

平均値を使う(Use Average)

貼り付け先の領域の左側にキーを挿入するときに、コピーしたカーブと元のカーブの平均値をそのポイントに使用します。

左の値を使う(Use Left Value)

貼り付け先の領域の左側にキーを挿入するときに、元のカーブの値をそのポイントに使用します。

右の値を使う(Use Right Value)

貼り付け先の領域の左側にキーを挿入するときに、コピーしたカーブの値をそのポイントに使用します。

右のキー

貼り付け先の領域の右側に挿入するキー ポイントを計算するときに使用する値を指定します。

平均値を使う(Use Average)

貼り付け先の領域の右側にキーを挿入するときに、コピーしたカーブと元のカーブの平均値をそのポイントに使用します。

左の値を使う(Use Left Value)

貼り付け先の領域の右側にキーを挿入するときに、コピーしたカーブの値をそのポイントに使用します。

右の値を使う(Use Right Value)

貼り付け先の領域の右側にキーを挿入するときに、元のカーブの値をそのポイントに使用します。

オーディオ

F カーブ グラフの背景に表示されるオーディオ波形のオプションを設定します。

F カーブ グラフに波形を表示するには、Animation Mixer または Explorer からオーディオ クリップを、Explorer または Browser からオーディオ ソースまたはオーディオ ファイルを F カーブ グラフにドラッグ アンド ドロップします。

詳細については、「オーディオ波形を表示する」(「Animation Mixer のノンリニア アニメーション」)を参照してください。

オーディオ波形

オーディオ波形表示(Audio Waveform Display)

グラフ内の波形表示を切り替えます。

オーディオ波形表示領域(Audio Waveform Display Area)

F カーブ グラフ領域の中で波形を表示する領域の割合を指定します。波形の描画は常にグラフの左上隅から開始されます。

既定では、波形は F カーブ グラフ全体を使用して表示されます。使用する表示領域の量を、たとえば 50% に変更する場合、波形が元の高さの半分で描画されるだけでなく、表示位置も上に移動します。

ミキサオーディオクリップ(Mixer Audio Clip)

現在表示されているオーディオクリップの絶対パスを表示します(たとえば「Mixer.Mixer_Audio_Track.Clip」)。このフィールドに新しいパスを入力したり、既存のパスを削除してオーディオ クリップを消去することができます。

マーカー

オーディオマーカーの表示(Show Audio Markers)

オーディオ クリップに関連付けられているマーカーの表示を切り替えます。その際、マーカー表示レベルも考慮され、それに従って表示されます。

マーカーは単に表示されているだけで、それを選択したり移動することはできません。

オーディオマーカーの最小描画レベル(Audio Marker Min Drawing Level)

最小レベルのマーカーを描画する高さを指定します。小さい値を指定するほど、グラフの高い位置にマーカーが表示されます。

オーディオマーカーの最大描画レベル(Audio Marker Max Drawing Level)

最大レベルのマーカーを描画する高さを指定します。大きい値を指定するほど、グラフの低い位置にマーカーが表示されます。

ラベルの表示(Show Labels)

マーカーの下にその値を表示するかどうかを切り替えます。表示される値は、マーカーを識別するために付加したラベルです。この値はマーカーの[マーカー]プロパティ エディタで設定します。

デュレーションの表示(Show Duration)

フレームにマーカーの持続時間を表示するかどうかを切り替えます。持続時間は、該当する数のフレームをカバーする灰色のボックスとして表示されます。

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