ベクトルシェイプをアニメート
 
 
 

ベクトル ペイント オペレータでシェイプをアニメートする方法は 3 通りあります。

シェイプ キーを使ってアニメートする

シェイプの個々のポイントにキーフレームを設定するのではなく、特定のフレームでシェイプ キーを保存することでシェイプの輪郭をアニメートします。各シェイプ キーでは、シェイプのすべてのポイントが保存されます。シェイプ キーを使用して作業する場合は、次の点に注意してください。

  • シェイプ キーはその他のシェイプ パラメータを保存するキーとは別のもので、Fx Viewer でのみ使用できます。シェイプ キー データには、どのアニメーション ビューからもアクセスできません。

  • シェイプ キーは、同時に 1 つのシェイプでしか使用できません。

  • シェイプ キーを設定するには、ポイントの編集ツールがアクティブになっている必要があります。

シェイプ キーを設定すると、Explorer のシェイプの階層にシェイプ キー フォルダが追加されます。すべてのシェイプのキーはこのフォルダに保存されます。

特定シェイプのシェイプ キーを保存するには

  1. ペイント オペレータを編集、プレビューする」の説明に従って、アニメートしたいシェイプが含まれているベクトル ペイント オペレータを編集します。

  2. シェイプ キーを設定するフレームに移動します。

  3. シェイプのポイントを編集する」の説明に従って、キーを設定してポイントを編集したいシェイプを選択します。

  4. ポイントの編集ツールはアクティブなままの状態で、Fx Viewer のペイント メニューから[アニメート](Animate) [シェイプキーの保存](Save Shape Key)を選択するか、マウス ポインタを Fx Viewer 上に置いて[K]キーを押します。

  5. シェイプ キーを設定するすべてのフレームについて、手順 2 から 4 までを繰り返します。

注:
  • シェイプ キーを保存するには、ポイントの編集ツールがアクティブになっている必要があります。

  • シェイプ キーは、同時に 1 つのシェイプに対してしか保存できません。

シェイプ キー間で移動するには

  1. ペイント オペレータを編集、プレビューする」の説明に従って、アニメートしたシェイプが含まれているベクトル ペイント オペレータを編集します。

  2. シェイプ選択ツールをアクティブにし([Space]キーを押す)、移動するキーで設定されているシェイプを選択します。

  3. 次のコマンドを使用して、キー間を移動します。

    • 最初のシェイプキーに移動するには、Fx Viewer のペイント メニューから[アニメート](Animate) [先頭のシェイプキー](First Shape Key)を選択するか、マウス ポインタを Fx Viewer 上に置いて[Ctrl]+[Shift]+[上矢印]キーを押します。

    • 直前のシェイプキーに移動するには、Fx Viewerのペイン トメニューから[アニメート](Animate) [前のシェイプキー](Previous Shape Key)を選択するか、マウス ポインタを Fx Viewer 上に置いて[Ctrl]+[Shift]+[左矢印]キーを押します。

    • 次のシェイプキーに移動するには、Fx Viewer のペイント メニューから[アニメート](Animate) [次のシェイプキー](Next Shape Key)を選択するか、マウス ポインタを Fx Viewer 上に置いて[Ctrl]+[Shift]+[右矢印]キーを押します。

    • 最後のシェイプキーに移動するには、Fx Viewer のペイン トメニューから[アニメート](Animate) [最後のシェイプキー](Last Shape Key)を選択するか、マウス ポインタを Fx Viewer 上に置いて[Ctrl]+[Shift]+[下矢印]キーを押します。

シェイプのシェイプ キーを削除するには

  1. ペイント オペレータを編集、プレビューする」の説明に従って、アニメートしたシェイプが含まれているベクトル ペイント オペレータを編集します。

  2. シェイプ選択ツールをアクティブにし([Space]キーを押す)、削除するキーが設定されているシェイプを選択します。

  3. 削除したいシェイプ キーに移動します。

  4. Fx Viewerのペイント メニューから[アニメート](Animate) [シェイプキーの削除](Delete Shape Key)を選択します。

  5. 削除するすべてのキーについて、手順 3 と 4 を繰り返します。

シェイプの変換をアニメートする

シェイプの変換は、その他のシェイプ パラメータと比べて簡単にアニメートできます。シェイプ選択ツールを使用してベクトル シェイプを選択すると、すべての変換パラメータがアニメーション用に自動的にマークされます。シェイプを変換して、適切なフレームにキーを設定します。

シェイプの変換をアニメートするには

  1. ペイント オペレータを編集、プレビューする」に従って、アニメートしたいシェイプが含まれているベクトル ペイント オペレータを編集します。

  2. マウス ポインタを Fx Viewer 上に置き、[Space]キーを押してシェイプ選択ツールを有効にします。

  3. 変換をアニメートしたいシェイプを選択します。

  4. シェイプ選択ツールはアクティブな状態のままで、シェイプの変換にキーを設定したいフレームに移動し、[K]キーを押します。これで、シェイプのすべての変換パラメータにキーフレームが設定されます。

  5. キーを設定するすべてのフレームについて、手順 4 を繰り返します。

その他のシェイプ パラメータをアニメートする

ほとんどのシェイプ パラメータは、Softimage のその他のパラメータをアニメートするのと同じ方法でアニメートできます。たとえば、シェイプのアウトラインの開始および終了の値をアニメートし、ライトオン タイプのエフェクトを作成できます。

         

フレーム 0

フレーム 10

フレーム 20

フレーム 30

フレーム 40

この例は、ストロークとして使用されている、フィルを持たない開いたカラー シェイプを示したものです。シェイプ アウトラインの開始および終了パラメータをアニメートすると、壁に落書きするようなエフェクトを作成できます。Vandals!

キーを使用したアニメートの詳細については、「キーを使用してアニメートする」を参照してください。