プレゼンテーションをトラブルシューティングする

次の表は、プレゼンテーションに関する一般的な問題と考えられる解決方法を示しています。

問題/エラーメッセージ	考えられる解決方法
[3D ビュー]のモデル上で、マテリアルとテクスチャが予期していたよりも明るく表示される。	ライトの数と強度は、シーン内でのオブジェクトの表示に影響します。 [オブジェクトリスト]内のアイテムを表示して、シーン内で現在アクティブになっているライトの数を判別します。ライトが複数ある場合は、一部をオフにして強度を下げることで、マテリアルまたはテクスチャの全体的な明るさが低下するかどうかを確認します。
キャビティアンビエントオクルージョンビューポートフィルタをオンにすると、次のメッセージが表示される。「Cavity Ambient Occlusion process took <n> seconds. Filtering of 32 bit floating point textures may not be supported by your hardware. Disabling texture filtering in the preferences may improve performance.	このメッセージは、コンピュータで使用しているグラフィックスカードでは、キャビティアンビエントオクルージョンビューポートフィルタが最高精度で表示されないことを示しています。作業を保存し、[基本設定]ウィンドウの[レンダリング]セクションで[テクスチャフィルタを使用]オプションをオフにします。次に、Mudbox を再起動し、ファイルを再度ロードして、[キャビティアンビエントオクルージョン]フィルタの効果が改善されていることを確認します。ハードウェアの仕様を、http://www.autodesk.com/mudbox-hardware にリストされているハードウェアと比較してください。
[3D ビュー]内のモデルにシャドウが表示されない。	シーン内でどのような種類のライトが使用されているかを確認してください。Mudbox で使用できる影付きライトの種類はディレクショナルライトだけです。ライトとマテリアルについて、[影付け]プロパティと[シャドウを他から受ける]プロパティの両方がオンになっていることを確認します。詳細については、「ディレクショナルライトのプロパティ」と「マテリアルのプロパティ」を参照してください。
Mudbox が更新されるフレームレートが遅い。	影付けライトは、ライトの数とシーンの複雑度によっては、パフォーマンス低下の原因になる場合があります。必要がない場合はシャドウをオフにしてください。
[スクリーンイメージを保存]ウィンドウで、[イメージを保存]ボタンが無効になる。	[スクリーンイメージを保存]では、最大 1:100 のイメージアスペクト比がサポートされています。最大アスペクト比を超える値を入力すると、[イメージを保存]ボタンが無効になります。イメージの高さまたは幅の値を大きくするか小さくするかして、アスペクト比の値を小さくします。

ヒント:一般的に、Mudbox で発生する問題の多くは、ユーザ設定を削除して、すべてのツールとオプションを更新してデフォルト値に戻すことで解決します。「Mudbox のユーザ基本設定を削除する」を参照してください。