バッチ処理

 
 
 

Batch ウィンドウでは、複数のデータ ファイルを異なるフォーマットに変換できます。一連のデータ ファイルを現在のキャラクタにバッチ読み込みしたり、指定したデータ フォーマットで全テイクを保存したりすることができます。

Batch ウィンドウ

選択したアクター、キャラクタ、またはコントロール リグにマップしたすべてのテイクを、個別のモーション ファイルとして保存したり、異なるフォーマット間でファイルを変換したりすることもできます。

Batch ウィンドウを使用するには、読み込み、保存、または変換を行うデータ ファイルのうちの 1 つからデータがマップされているキャラクタが必要です。すべてのファイルまたはテイクは、同一のキャプチャ セッションおよび同一のデバイスから作成したものである必要があります。

モーション ファイルを読み込みして、モーションをまずアクターに、次にキャラクタにマップすると、他のデータ ファイルを変換するためのガイドが作成できます。

たとえば、4 つのモーション ファイルが Motion Analysis .trc フォーマットで保存されていて、それらを Acclaim .amc フォーマットに変換するとします。その場合、各ファイルを手動で変換するには、各 .trc モーション ファイルを読み込み、データをまずアクターに、次にキャラクタにマップします。そして、データをキャラクタにプロットしてから、各キャラクタを .amc ファイルとして書き出します。

Batch ウィンドウでは、1 つのマップ済キャラクタに基づいてすべての変換を行うことで、このプロセスを単純化できます。前述の 4 つの .trc ファイルを変換するには、最初の .trc ファイルだけを読み込み、データをまずアクターに、次にキャラクタにマップします。このキャラクタをガイドとして使用すれば、残りのモーション ファイルが自動的に .amc フォーマットに変換されます。

注:ファイルが 2006.11 よりも古いバージョンの FBX プラグインを使用して作成された場合、FBX コンバータを使用してファイルを更新してからバッチ変換を行います。FBX プラグインと FBX コンバータは、http://www.autodesk.co.jp/fbx からダウンロードできます。

Batch ウィンドウは、次の 2 つの領域に分かれています。