シャドウ レンダリングのスピードを上げる

 
 
 

シャドウのレンダーを高速化するには

  1. 次のいずれかを実行します。

    • Maya ソフトウェアと mental ray for Maya の場合、レイ トレース シャドウの代わりに、深度マップ シャドウを使用します。
    • シャドウを投影する必要のないサーフェスについては、シャドウの投影(Casts Shadows)をオフに設定します。

深度マップ シャドウのレンダーを高速化するには

  1. 次のいずれかを実行します。
    • 解像度(Resolution)に、許容可能なレベルの結果が得られる、できる限り小さい値を設定します(スポット ライトのシャドウを投影する場合は、まず円錐角度(Cone Angle)に、許容レベルの結果が得られる、できる限り小さな値に設定します)。
    • 自動焦点の使用 (Use Auto Focus) をオンにします(または、焦点(Focus) に、許容できるレベルの結果が得られる、できる限り小さい値を設定します。焦点(Focus)焦点幅(Width Focus)を確認してください)。そして解像度(Resolution)に、許容できるレベルの結果が得られる、できる限り小さい値を設定します。
    • Maya ソフトウェア レンダリングで、ライトのフィルタ サイズ(Filter Size)に、許容できるレベルの結果が得られる、できる限り小さい値を設定します。フィルタ サイズ(Filter Size)の値は、通常は 2 以上で十分です。mental ray for Maya の場合、ライトのシャドウ マップ オーバーライド(Shadow Map Overrides)セクションで解像度(Resolution)サンプル(Samples)柔らかさ(Softness)の設定を調整します。

    Maya ソフトウェア レンダリングの場合:

    • フォグ シャドウ サンプル(Fog Shadow Samples)に許容できる最低値を設定します。
    • Maya ソフトウェア レンダリングの場合、ディスク ベース深度マップ(Disk Based Dmaps)既存の深度マップの再使用(Reuse Existing Dmap(s))に設定します。
    • ポイント ライトが正または負の X、Y、Z 方向に シャドウを生成する必要がなければ、深度マップ シャドウ アトリビュート(Depth Map Shadow Attributes)セクションの該当するアトリビュート、つまり X+ マップの使用(Use X+ Map)X- マップの使用(Use X- Map)Y+ マップの使用(Use Y+ Map)Y- マップの使用(Use Y- Map)Z+ マップの使用(Use Z+ Map)、または Z- マップの使用(Use Z- Map)をオフにします。
    • シーンに NURBS サーフェスがある場合は、レンダー設定(Render Settings):Maya ソフトウェア(Maya Software)タブメモリおよびパフォーマンス オプション(Memory and Performance Options)セクションで、テッセレーションの再使用(Reuse Tessellations)がオン(既定の設定)になっていることを確認します。

レイ トレース シャドウ レンダーをより高速化するには(Maya ソフトウェア レンダリングと Maya ハードウェア レンダリングの場合)

  1. 次のいずれかを実行します。
    • ライトの半径(Light Radius) (ディレクショナル ライトではライトの角度(Light Angle))が 0 より大きい場合は、シャドウ レイ(Shadow Rays)を許容できるレベルの結果が得られる、できる限り小さい値に設定します。詳細については、シャドウの半径(Shadow Radius)ライトの半径(Light Radius)ライトの角度(Light Angle)を参照してください。
    • レイ深度の最大値(Ray Depth Limit)に許容できる最低値を設定します。