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リジッド ボディ シミュレーションでフラグメントを使用する

 
 
 

Maya の新規シーンでは、タイム スライダ(Time Slider)の継続時間を 100 フレームに設定し、確実にフレーム 1 で再生するように設定します。

  1. 壁にするポリゴン立方体を作成します。作成 >ポリゴン プリミティブ > 立方体(Create >Polygon Primitives > Cube) > の順に選択します。
  2. まず次のように設定します。
    • 幅(Width) ＝ 5
    • 高さ(Height) ＝ 0.5
    • 深度(Depth) ＝ 10

    それから作成(Create)をクリックします。

  3. Attribute Editorで、その立方体が選択されたまま状態にして、トランスフォーム アトリビュート > 移動(Transform Attributes > Translate)の順に選択して、値を次のように設定します。
    • -10.00
    • 2.5
    • 0.0

    これにより、壁をグリッドの最後部に配置します。

  4. 編集 > 種類ごとに削除 > ヒストリ(Edit > Delete by Type > History)の順に選択します。
  5. 粉砕(Shatter)ツールを使用して壁の崩壊について設定します。「粉砕の作成(Create shatter)」を参照してください。
    注:ソリッド粉砕(Solid Shatter)が推奨です。
  6. 作成 >ポリゴン プリミティブ > プレーン(Create > Polygon Primitives > Plane) > を選択して、床として機能するポリゴン プレーンを作成します。
  7. まず次のように設定します。
    • 幅(Width) ＝ 25
    • 高さ(Height) ＝ 25

    その後に、作成(Create)をクリックします。

  8. 次に、壁に向かって放つ大砲の弾を作成します。作成 > ポリゴン プリミティブ > 球(Create >Polygon Primitives > Sphere)の順に選択します。
  9. アトリビュート エディタ(Attribute Editor)で、球体を選択した状態から、トランスフォーム アトリビュート > 移動(Transform Attributes > Translate)を選択し、Y 軸(Y- Axis)の値を 1.0 にします。これにより球体がプレーンの上になります。
  10. 壁を選択します。(フラグメントの 1 つを選択してしまわないように、ウィンドウ > アウトライナ(Window > Outliner)を選択し、SolidShatter1 を展開して[Shift]キーを押しながらすべての破片を選択します。
  11. Bullet > アクティブ リジッド ボディの作成 > (Bullet > Create Active Rigid Body)を選択します。コライダ シェイプ タイプ(Collider Shape Type)をハル(Hull)に設定します。(ハル(Hull)以外のものをシェイプ タイプに選択した場合、 フラグメントが交差し、何かがそれに接触すると爆発します。)
  12. リジッド ボディの壁シェイプの初期状態(Initial Conditions)を必ず初期はスリープする(Initially Sleeping)に設定してください。そうしないと、再生(Play)を押した瞬間に壁が自己崩壊してしまいます。
  13. 初期速度(Initial Velocity)は必ず 0 に設定してください。
  14. 適用して閉じる(Apply and Close)をクリックします。
  15. ソルバ処理でプレーンを含めます。プレーンを選択してBullet > パッシブ リジッド ボディの作成(Bullet > Create Passive Rigid Body)を実行します。
  16. 球体を選択してから、Bullet > Create Active Rigid Body(Bullet > Create Active Rigid Body) > の順に選択します。
  17. 球体のコライダのプロパティ(Collider Properties)で、コライダ シェイプ タイプ(Collider Shape Type)を球(Sphere)に設定します。
  18. 初期はスリープする(Initially Sleeping)を無効にし、その球体のリジッド ボディの作成(Create Rigid Body)と 初期速度(Initial Velocity)の値を次のように設定します。
    • -10.0
    • 8.0
    • 0.0
    適用して閉じる(Apply and Close)をクリックします。この速度の設定は、壁に向かって球を発射するときに使用されます。
  19. 再生(Play)ボタンをクリックして、シミュレーションを再生します。

注記

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