ポリゴン フェースに穴を開ける

外部フェースから永続的な穴を開ける

穴の作成ツール(Make Hole Tool)を使用して、選択したポリゴン フェースに 2 番目のフェースの形をした穴を作成することができます。

フェースに穴を開けても、ポリゴン モデルのフェース数が増えたり、頂点、エッジ、フェースのインデックス番号が変更されたりすることはありません。このことは、頂点カラーを適用したり、外部のポリゴン オブジェクトを読み込んだりする場合に特に重要です。

また、フェースを作成しながら、フェースに穴をあけることもできます。詳細については、穴のあるポリゴン フェースを作成するを参照してください。

2 番目のフェースのシェイプで穴を開けるには

1. メッシュ > 穴の作成ツール(Mesh > Make Hole Tool)を選択します。
2. 1 番目(First)、中間(Middle)、2 番目(Second)、1 番目に投影(Project First)、中間に投影(Project Middle)、2 番目に投影(Project Second)、なし(None)の穴の作成ツール(Make Hole Tool)オプションで、穴がフェースに作用する方法を設定することができます。
3. 穴を作成したいフェースのセンターにあるフェース インジケータをクリックします。
4. 穴を作成したいフェースのシェイプのセンターにあるフェース インディケータをクリックします。
   
5. キーを押し、穴を開けます。
   

どちらかの側のフェースを選択することで、単一のオブジェクト内に穴を作成することも可能です。

ポリゴンの作成時にポリゴンに穴を作成するには

1. メッシュ > ポリゴン作成ツール(Mesh > Create Polygon Tool)を選択します。
2. シーン ビューでクリックしてポリゴンの頂点を配置しますが、最後の頂点を配置するときに Enter キーを押さないようにしてください。代わりに次の操作を行います。
   • Ctrl キーを押したままクリックして、穴の最初の頂点を配置します。
   • Ctrl キーを離してクリックし、穴の残りの頂点を配置します。
   • 穴の描画が終わったら、Enter キーを押してポリゴンを終了します。
     
     
     

また、穴の作成ツール(Make Hole Tool)を使って既存のフェースに穴を開けることもできます。

フェースを非表示にする

ポリゴンに実際に穴を作成するのではなく、フェースを非表示にして穴を表現することもできます。これは、サブディビジョン操作(スムーズ(Smooth)など)時に、ジオメトリに穴が必要で、同時に全体のシェイプを維持する場合に便利です。

フェースを非表示として割り当てるには

1. 非表示にするフェースを選択します。
2. メッシュの編集 > 非表示フェースの割り当て(Edit Mesh > Assign Invisible Faces) > を選択します。

   サブディビジョン穴の割り当てオプション(Assign Subdiv Hole Options)ウィンドウが表示されます。

3. 割り当て(Assign)を選択します。
4. 作成(Create)をクリックします。

   設定に応じて、フェースが表示または非表示になります。フェースが表示されない場合は、ディスプレイ > ポリゴン > 非表示フェース(Display > Polygons > Invisible Faces)を選択します。

この非表示フーェスはジオメトリに開いた実際の穴とは異なり、フェース(Face)選択モード時には操作できます。メッシュを細分割した場合(スムーズ(Smooth)操作の使用など)、サブディビジョンはそのフェースがまだ存在しているものとして動作します。

たとえば、以下の図は、スムーズ後の 2 つの立方体を示します。左側の立方体ではスムージング前に前面のフェースを非表示にし、右側の立方体では前面のフェースを削除しています。

フェースの非表示割り当てを解除するには

1. 割り当てを解除するフェースを選択します。
2. メッシュの編集 > 非表示フェースの割り当て(Edit Mesh > Assign Invisible Faces) > を選択します。

   サブディビジョン穴の割り当てオプション(Assign Subdiv Hole Options)ウィンドウが表示されます。

3. 割り当ての解除(Unassign)を選択します。
4. 作成(Create)をクリックします。

   前に非表示として割り当てたフェースをすべて再度表示するようにします。