nCache の概要

 
 
 

nCaching とは

nucleus オブジェクトまたは流体エフェクトをキャッシングすることで、シミュレーション データをサーバまたはローカル ハード ディスクに保存することができます。nCache はシミュレーションのシミュレートされたポイント データを格納する特別な Maya ファイルです。また nCache は Nucleus システムの nucleus ノードに接続するため、キャッシュ済み nucleus オブジェクトとキャッシュされていない nucleus オブジェクトの両方の相互作用が可能になります。

nCache はシミュレートした nucleus オブジェクトや流体エフェクトを含むシーンを再生またはレンダリングするとき、Maya の計算数を減らす場合に便利です。また nCache を使用すると、シミュレーションを直感的でノンリニアな方法で、簡単に演出、ミキシング、編集できます。

nCache を使用して、以下を実行できます。

注:

nCloth キャッシュは、nCloth オブジェクトの頂点の XYZ 位置の情報のみを格納します。nCloth のトランスフォーム(Transform)ノードの移動、回転、またはスケールは格納しません。

Nucleus オブジェクトの nCache は nCache > 新規キャッシュの作成(nCache > Create New Cache)メニューから、流体エフェクトの nCache は流体 nCache > 新規キャッシュの作成(Fluid nCache > Create New Cache)メニューから作成できます。nCache は、アトリビュート エディタ(Attribute Editor)または Trax エディタ(Trax Editor)から編集できます。

nCache フォーマット

シミュレーションをキャッシュするときは、次の Maya キャッシュ フォーマットの中からフォーマットを選択します。

nCache > 新規キャッシュの作成(nCache > Create New Cache)」を参照してください。

注:

nCache ファイル フォーマットは、スタンドアローン アプリケーションで読み込むことができるオープンなフォーマットです。詳細については、Maya 2014 インストール フォルダ内の devkit¥pythonScripts フォルダにある Python スクリプトのサンプル cacheFileExample.py を参照してください。このサンプル スクリプトは、キャッシュの記述ファイルと関連データの解析方法を例示します。geometryCacheConverter (『API ガイド』)も参照してください。

nCache にプロパティを保存する

nCloth キャッシュ、nParticle キャッシュ、および nHair キャッシュに対して、nCache ファイルに保存したプロパティを指定できます。これには、オブジェクトのアトリビュート エディタ(Attribute Editor)キャッシング(Caching)セクションでプロパティを選択します。 流体キャッシュに対して、nCache ファイルに保存する流体プロパティを指定できます。これには、流体キャッシュの作成オプション(Create Fluid Cache Options)ウィンドウでプロパティを選択します。詳細については、流体キャッシュ ファイルを作成するを参照してください。

注:nHair では、キャッシュ可能なアトリビュート(Cacheable Attributes)ダイナミック状態(Dynamic State)オプションは現在サポートされていません。

関連項目