レンダリングとレンダー セットアップの新機能

 
 
 

ビューポート 2.0 の新機能

 

ビューポート 2.0 では、HumanIK、ジョイント、モーション パス、ゴースト化、プレイブラストなどのアニメーション/リギング機能をサポートするようになりました。イメージ プレーン サポートや、新しい深度ピーリング透明度アルゴリズムも含められました。さらに、他のシェーダ、ツール、ポリゴン、NURBS、ダイナミクスなどのいくつかの機能もサポートされました。

また、ビューポート 2.0 では、大規模なシーンのタンブル パフォーマンスと、大規模なシーンまたは複雑なシーンのアニメーション パフォーマンスの広範な向上が実現されました。

ムービー: ビューポート 2.0 の新機能: パート I

ムービー: ビューポート 2.0 の新機能: パート II

ムービー: ビューポート 2.0 の新機能: パート III

ムービー: ビューポート 2.0 の新機能: パート IV

新しいレンダリング パスの追加

 

2 つの新しいマルチ レンダー パス(UV パスとワールド位置パス)が追加されています。

UV パスによって UV 値が R/G 値に変換され、ラスタライザ バージョンの UV 空間が作成されます。UV パスを使用することで、新たに配置されたテクスチャのトラッキングを行うことなく、3D レンダリング内のテクスチャをポスト プロセスとして置換することができます。

ワールド位置パスによって、位置の値(x,y,z)がR,G,B値に変換されます。ワールド位置パスを使用して、合成でのワークフローの再ライティングを行います。

注:UV パスとワールド位置パスをレンダリングする場合は、openEXR ファイル フォーマットで保存する必要があります。

マンデルブロ 2D および 3D テクスチャ

 

この新しいマンデルブロ(Mandelbrot)ノードを使用すると、モデルにマンデルブロ集合のテクスチャを適用できます。ビルトイン マンデルブロ テクスチャを使用することにより、このノードの 2D バージョン(マンデルブロ)または 3D バージョン(マンデルブロ 3D)を作成したり、fluidShape ノードにシェーディングを加えたりすることができます。

マンデルブロ集合は複雑なプレーンにおける数学的なポイント集合であり、境界は面白いフラクタル形状をしています。 このノードでは、マンデルブロ集合、ジュリア集合、マンデルボックス集合などの複合型評価を選択できます。このノードを使用し、円、リーフ、ポイント、木目などのパターンやピックオーバー ストークなどの面白いエフェクトをマンデルブロ集合フラクタルに追加できます。

さまざまなシェーディング方法から選択を行い、マンデルブロ集合ポイントの表現に使用するカラー値の範囲をカスタマイズしてください。

新しいSubstance テクスチャと機能

 

ディスクに対してSubstance テクスチャのベイク処理を自動的に行い、Maya、IPR、または他のサードパーティ レンダラの mental ray を使用してそのレンダリングを行うことができるようになりました。

次の新しいSubstance テクスチャも追加されました。

  • Clouds_2_Animated
  • Impact_01
  • Make_It_Tile
  • metal_plate_009
  • Plasma_Animated
  • Space_Ship
  • Sunshine
  • Water_Drips
  • Waves
  • Windscreen_Glass_01

特に、新しい Make_It_Tile Substance テクスチャを使用すると、簡単かつシームレスにファイル テクスチャを並べることができます。

新しいコールバック コマンドの追加

新しい callbacks コマンドによって、独自のコンポーネントを使用して Maya UI を拡張できます。このコマンドを使用すれば、Maya MEL ファイルを上書きすることなく、標準の Maya フックに独自のコールバックを追加できます。現在 Maya フックは、ハイパーシェード(Hypershade)レンダー ノードの作成(Create Render Node)ダイアログ、およびアトリビュート エディタ(Attribute Editor)テンプレート向けに提供されています。

callbacks コマンドの詳細については、このコマンドのコマンド マニュアルを参照してください。

フリー イメージ プレーン

フリー イメージ プレーンを作成できるようになりました。 フリー イメージ プレーンとは、カメラに接続されておらず、シーン内で選択してトランスフォームできるイメージ プレーンのことです。作成するには、作成 > フリー イメージ プレーン(Create > Free Image Plane)を選択します。

GPU にキャッシュされた Alembic ファイルの mental ray レンダリング サポート

Alembic ファイルの作成に GPU キャッシュを使用した場合には、GPU にキャッシュされた Alemblic ファイルのレンダリング(ベイク処理された拡散カラー情報を含む)も mental ray によってサポートされます。

新しい mental ray BSDF シェーダ

NVIDIA mental image のビルトイン BSDF (双方向散乱分布機能)シェーダが、Maya で表示されるようになりました。これは、ウィンドウ > レンダリング エディタ > ハイパーシェード > mental ray > マテリアル(Window > Rendering Editors > Hypershade > mental ray > Materials)を選択して表示できます。これらのシェーダの詳細については、『 mental ray シェーダ ドキュメント』を参照してください。

mental ray バージョン 3.10

Maya では現在、mental ray バージョン 3.10 が使用されています。