ライセンスを借用する

コンピュータをネットワークに接続していないときに、ライセンス借用期間が終了するまでオートデスク製品を実行することができます。ライセンスの借用期限を覚えていない場合は、オートデスク製品のステータストレイの借用アイコンにカーソルを合わせるか、[ヘルプ] [バージョン情報]を選択し、[製品のライセンス情報]ダイアログボックスを使用することによって、ライセンスの借用期限を確認することができます。

ライセンス借用期間が切れると、借用したライセンスはライセンスサーバに自動的に返却されます。コンピュータを再びネットワークに接続すると、オートデスク製品をネットワークで実行したり、ライセンスを再び借用することができます。

他のライセンス借用ツールとの相互作用

ライセンスを借用する方法として、オートデスク製品のライセンス借用機能を使用することを推奨しますが、サードパーティの借用ツールを使用することも可能です。これらのツールはサポートの対象外で、オートデスク製品のライセンス借用機能とは互換性がありません。使用できる可能性がある他のサードパーティまたは旧式のライセンス借用ツールは、Autodesk ライセンス借用ユーティリティ(Autodesk 製品に同梱)と、Autodesk Network License Manager のコンポーネントである LMTOOLS ユーティリティの借用機能です。

他のライセンス借用ツールがアクティブなときにライセンス借用機能を使用する場合には、次の手順でオートデスク製品のライセンスを借用する必要があります。

オートデスク製品に同梱されているオートデスクライセンス借用ユーティリティを実行し、借用フラグオプションとして[Adeskflex]か[All]を選択した場合には、オートデスク製品の起動時にライセンスを借用することができます。しかし、オートデスク製品を終了して再起動するまで、ライセンスを返却することはできません。
LMTOOLS ユーティリティで借用がすべての製品向けに設定されている場合には、次のいずれかが可能です。(a)オートデスク製品のライセンス借用に他のツールを使用する。(b)または、LMTOOLS ユーティリティの借用処理を停止して、オートデスク製品のライセンス借用機能を使用する。
オートデスク以外の製品のみに対して LMTOOLS ユーティリティが設定されている場合には、LMTOOLS ユーティリティの借用処理を必ず停止しなければなりません。これにより、ライセンス借用機能を使用して、オートデスク製品のライセンスを借用できるようになります。LMTOOLS ユーティリティの借用処理を停止しなければ、ライセンス借用機能は機能しません。

[ヘルプ]メニューを使用してライセンスを借用するには

[ヘルプ]ドロップダウンリスト [製品情報]をクリックしてください。
[バージョン情報]ウィンドウで、[製品情報]ボタンをクリックします。
[製品のライセンス情報]ダイアログボックスで、[ライセンスを借用]ボタンをクリックします。
[Borrow a License]ウィンドウのカレンダで、ライセンスを返却する日付をクリックします。
この日付は、ネットワーク管理者によって設定された有効期間内である必要があります。有効期間はこのウィンドウに表示されます。
[Borrow License]をクリックします。
[License Borrowed]メッセージで、[OK]をクリックします。これでライセンスが借用され、ネットワークに接続していない間もオートデスク製品を使用できるようになります。