サーフェスのスペキュラを変更する
 
 
 

ライトがサーフェスの 1 箇所で強く反射する場合、スぺキュラ ハイライトが生じます。スぺキュラ ハイライトは、シーン内の明るい領域(太陽や明るいライトなど)の「疑似的」な反射と考えることができます。スペキュラのアトリビュートを変更すると、サーフェスの知覚される反射に影響します。スペキュラを減らすと、知覚される反射も少なくなります。

マテリアルのスペキュラを変更するには

  1. アトリビュート エディタスペキュラ シェーディング(Specular Shading)セクションで偏心(Eccentricity)スライダを前後に動かし、輝くハイライトのサイズを変更します。
  2. スペキュラの減衰(Specular Roll Off)スライダを移動し、サーフェスのハイライトの領域とその他の領域の間のブレンドを変更します。

    このアトリビュートを変更してもシーン ビューのサーフェスは変更されないため、アトリビュート エディタマテリアル サンプル(Material Sample)を確認する必要があります(次の図参照)。テスト イメージをレンダーする方法もあります(レンダー > カレント フレームの IPR レンダー(Render > IPR Render Current Frame))。

    シェーディングの作業を行うと、アンビエント カラー(Ambient Color)半透明(Translucence)など、シーン ビューでは特に効果がないアトリビュートがたくさんあることに気付きます。一般的に、シーン ビューはシーンがどのようにレンダーされるかおおよその外観を表示するものです。

    テスト シェーディングには IPR レンダラが最適です。IPR レンダラでは、シェーディングに対して行った変更結果がすべて、即座に表示されます。詳細については、次の手順を参照してください。

    反射率(reflectivity)や反射(reflections)などのアトリビュートの変更は、マテリアル サンプル(Material Sample)によって表示されません。