このレッスンの後半では、スケルトンに適用したモーション キャプチャ データを含む 2 番目のシーン ファイルを使って作業を行います。
モーション キャプチャ データを作成するには、実際の人間や動物の動きをキャプチャして、それを 3D アニメーションのキャラクタに適用できるようにデジタイズします。モーション キャプチャ データには、キーフレーム アニメーションが含まれています。モーション キャプチャ データは、動作や身振りの微妙なニュアンスをキャプチャして、キャラクタのアクションを生きているように見せることができる点で有用です。モーション キャプチャ データは、キャラクタのポーズやキーフレームの設定に関わる作業を大幅に削減することができます。
このファイルは、Maya プロジェクトとして設定した GettingStartedMaya2012LessonData\Anim ディレクトリにあります。
GettingStartedMaya2012LessonData\Anim\Trax_Lesson2.mb
スケルトンが標準的な大の字のポーズで Maya シーン内に表示されます。このポーズでは、キャラクタは両腕を真横に広げて立っています。このポーズを使用すると、キャラクタのスキニング、あるスケルトンから別のスケルトンへのアニメーションの入れ替え、スケルトンへのレスト ポーズの設定を行う場合に便利です。
このレッスンの後半では、キャラクタのモーションを延長したり方向転換したりすることにより、モーション キャプチャ データを処理する際の Trax エディタ(Trax Editor)使用方法について学習します。
ここからレッスンを始める場合は、最初に Trax エディタ(Trax Editor)とアウトライナ(Outliner)のパネル レイアウトと表示設定を設定する必要があります。 詳細については、Trax エディタ(Trax Editor)とともに使用するようパネル レイアウトを設定するにはとアウトライナを設定してクリップを表示するにはを参照してください。