デフォルトでは、サブディビジョン サーフェスは最高 3 つまでの LOD(0、1、場合によっては 2)で表示されます。レベル 0 は、最も精度が低くなります。選択した領域の LOD(Level Of Detail)を最高 13 レベルにまで上げることができます。レベル数を上げると精度は高くなりますが、Maya
の処理速度は遅くなります。モデリングのほとんどは、レベル 0、1、2 で達成することができます。
手の上にあるレベル 2 の頂点を表示すると、指の先付近にはレベル 2 の頂点がないことがわかります。爪のギザギザを作成するには、レベル 0 とレベル 1 で提供されるよりも多くの頂点が必要です。次の手順では、爪を作成できるようにレベル 2 の頂点を指の先に追加します。
爪の領域の精度を上げるには
- レベル 1 に切り替えます。
- サーフェス上で右ボタンクリックし、マーキング メニューからを選択します。
- 爪を形成する領域の周囲にある複数のエッジを Shift キーを押しながらクリックして選択します。
- 選択したエッジのディテールを上げるには、を選択します。爪の領域に追加のサーフェス カーブが表示され、より高い精度で編集できることを示しています。
- シーン ビューで LeftHand を右クリックし、マーキング メニューからを選択します。これにより、指先の領域にレベル 2 の頂点が追加表示されます。
- を選択します。ウィンドウでをオンにして、ウィンドウを閉じます。これで、マニピュレータを使用してサーフェスに垂直(直角)に頂点を移動できます。
- 爪の領域の頂点を選択します。
注:爪の領域にある頂点だけを選択するように注意してください。必要に応じてカメラをタンブルし、他のすべての頂点が非選択であることを確認してください。
- の N マニピュレータを少し下にドラッグし、爪のくぼみを形成します。