シーンを再生すると、アニメーションのおおよその結果を見ることができます。各フレームをレンダーし、再生専用に設計されているユーティリティを使って順番にフレームを再生した場合に比べると、再生スピードや画質は正確ではありません。これは、Maya では表示前に各フレームのアニメーションが処理されるのに対し、再生ユーティリティではあらかじめ処理されているレンダーしたイメージが表示されるからです。
処理するディテールが増えるにしたがって、再生スピードは低下します。たとえば、すべてをスムース シェード(Smooth Shade All)やハードウェア テクスチャリング(Hardware Texturing)で表示された複雑なオブジェクトがいくつもあるシーンでは、再生は遅くなりがちです。
その後、数秒間にわたって、Maya によりアニメーション全体がフレーム単位で処理されます。処理が完了すると、再生ウィンドウが表示されます。