階層内の特定のレベルにあるオブジェクトを選択するときに、ハイパーグラフ(Hypergraph)ウィンドウさえ開いておけば常に効率的とは限りません。Maya では、必要性に応じて、異なるセレクション モードで項目を選択できます。
セレクション モードには、階層(Hierarchy)、オブジェクト(Object)、およびコンポーネント(Component)という 3 つの主なタイプがあります。これらのモードを使ってほかのオブジェクトの選択をマスキング、つまり制限して、必要な項目のタイプだけを選択することができます。セレクション マスクを使用するときには、選択したくない項目をフィルタリング、つまりマスキングしていることになります。
3 つのモードのアイコンはステータス ライン(Status Line) に表示されます。
最初に Maya を起動するときには、既定のセレクション モードはオブジェクト(Objects)に設定されています。オブジェクト モードは Maya で選択を行う場合に便利ですが、いくつかの例外があります。グループ化されている項目を選択するときには、セレクション モードを階層(Hierarchy)に設定します。
階層と組み合わせ(Hierarchy and Combinations)セレクション マスクを使用するには
階層別に選択: ルート(Select by hierarchy: Root)を使用すると、項目を選択する場合に、確実に親(ルート)ノードで選択されます。