シーンをモデリングおよびアニメートし、カラーを適用してから、レンダー設定(Render Settings)オプションをいくつか設定し、次に mental ray レンダラを使用してアニメーションのフレーム範囲の一部または全体をディスク上のファイルにバッチ レンダーします。各ファイルは、アニメーションの単一のフレーム(イメージ)を表しています。
バッチ レンダー用にレンダー設定(Render Settings)を設定するには
ファイル名を 4 桁にすると、Maya の fcheck ユーティリティなど、多くのイメージ再生プログラムと互換性を持たせることができます。イメージ再生プログラムにより、レンダーしたアニメーション シーケンスを、自分のモニタで、リアル タイムのスピードで見ることができます。
レンダー設定(Render Settings)ウィンドウのその他のオプションは、既定の設定を使用します。
レンダー設定(Render Settings)を設定した後、共通(Common)タブの上部にバッチ レンダー時に作成されるファイルの正確なパスとファイル名が表示されます。この情報が正しいか確認してください。
バッチ レンダーの前に、シーンを保存しておくことをお奨めします。これは、バッチ レンダー後にディスプレイ設定を変更して、再度レンダーを行う場合に便利です。バッチ レンダーの前にシーンを保存しておくと、そのシーンを調べればバッチ レンダーしたときにどのオプション設定が有効になっていたか確認することができます。
単純なシーンであれば、60 フレームのバッチ レンダーがほんの数分で完成します。複雑なシーンの場合は、コンピュータのスピードによっては 1 フレームに数時間かかることもあります。
Maya は結果ファイルを既定の images ディレクトリに出力します。ファイルには次の名前が付けられます。
Apple.0001.iff Apple.0002.iff Apple.0003.iff ... ... Apple.0050.iff
images ディレクトリは scenes ディレクトリと同じパスに置かれます。プロジェクト設定を変更すれば、別のパスに保存することもできます。プロジェクトの詳細については、Maya ヘルプ(Maya Help)を参照してください。
// 結果: レンダリングが完了しました。 詳細については、mayaRenderLog.txt を参照してください。 // (// Result: Rendering Completed. See mayaRenderLog.txt for information. //)