サーフェス ベースの減衰でスカルプトする

 
 
 

Maya の既定の設定では球体ボリュームを使用し、減衰半径(Falloff radius)に含まれるコンポーネントが定義されます。ただし、減衰半径(Falloff radius)をサーフェスの輪郭に追従させる必要がある場合があります。これには、サーフェス(Surface)ベースの減衰を使用します。

耳を尖らせるには

  1. ツールボックス(Toolbox)移動ツール(Move Tool)をダブルクリックします。

    ツール設定(Tool Settings)エディタが表示されます。

  2. ソフト選択(Soft Selection)セクションで、減衰モード(Falloff mode)サーフェス(Surface)にします。
  3. モデルをタンブルさせて左側の耳がよく見えるようにします。
  4. 頭部を クリックし、表示されるマーキング メニューで頂点(Vertex)を選択します。

    メッシュに頂点が表示されます。

  5. 耳の先端の頂点を選択します。
  6. [B]キーを押したままマウスを左右にドラッグして減衰半径(Falloff radius)を調整し、耳の上半分を囲みます。
  7. 耳が尖ってくるまでマニピュレータを引っぱります。

    サーフェス(Surface)ベースの減衰では、変換の影響を耳だけに及ぼすことができます。ボリューム(Volume)ベースの減衰を使用すると、頭部のパーツも耳と一緒に動いてしまいます。

  8. スケール ツール(Scale Tool)を選択して X 軸に沿って耳をスケールし、耳を薄くします。
  9. 再度移動ツール(Move Tool)を選択し、耳の尖らせた先端を顔から離します。