nParticle と、Maya Nucleus ソルバで生成するダイナミックな風を使用してパーティクルのモーションに作用させることもできます。nucleus システムで生成される重力と風のフォースは、フィールド(Fields)を使用して作成する Maya のダイナミック フォースとは異なります。nucleus フォースは内部的なフォースで、nucleus オブジェクトにのみ作用します。同一の nucleus ソルバに割り当てた nucleus オブジェクトは、ソルバの風と重力と同じ強度で作用されます。
このセクションでは、軸マグニチュード(Axial Magnitude)ランプを作成して、フィールド ボリュームのさまざまな地点でフィールドのマグニチュード制御します。フィールドのマグニチュードがボリュームの下部から上部まで徐々に大きくなるように指定し、nParticle がフィールド ボリュームを通過するにつれて、nParticle へのフィールドのインフルエンスが大きくなるようにします。煙のシミュレーションを仕上げるため、nucleus 風(Wind)を使用して、煙が立ち昇りながら漂うようにします。
マーカー | 選択した位置(Selected Position) | 選択した値(Selected Value) | 補間(Interpolation) |
---|---|---|---|
1 | 0.055 | 0.520 | リニア (Linear) |
2 | 0.315 | 0.900 | リニア (Linear) |
3 | 0.961 | 1.0 | リニア (Linear) |
nucleus 風(Wind)をシミュレーションに追加するには
風速(Wind Speed)は風のフォースと強度を定義します。値が大きいほど風速は速くなり、煙に対してより大きな効果が得られます。
煙のシミュレーションをよりリアルにするため、煙草の煙がシミュレーションの最初のフレームで立ち昇るようにエフェクトを設定できます。このためには、nParticle オブジェクトの初期状態を設定します。