プロキシ アセットを作成する

 
 
 

火炎のダイナミック エフェクトを追加すると、Maya のインタラクティブ パフォーマンスが大幅に低下する場合があります。プロキシ アセットを使用すると、シーンの処理速度を上げることができます。

プロキシはシーン内のより複雑な他のオブジェクトを表すオブジェクトです。プロキシ オブジェクトを使用すると、オブジェクトの複雑な表現と単純な表現を素早く切り替えることができます。これは、作業中にシーンの複雑さを一時的に低減するのに役立ちます。

プロキシ コンテナを書き出すには

  1. シーン ビューで火炎の流体アセットを選択します。

    アセット中心の選択(Asset centric selection)がオンになっているため、これで火炎のアセット ノードが選択されます。

  2. アセット > プロキシ アセットの書き出し(Assets > Export Proxy Asset) > を選択します。

    プロキシ アセットの書き出し(Export Proxy Asset)ウィンドウが表示されます。

  3. 編集 > 設定のリセット(Edit > Reset Settings)を選択します。
  4. 名前を Flame_proxy に変更します。
  5. 適用して閉じる(Apply and Close)をクリックします。

    ファイル ブラウザが表示されます。

  6. GettingStarted2014LessonData¥Assets に移動して flame_proxy.ma という名前を入力します。
  7. 書き出し(Export)をクリックします。

    プロキシ ファイルが作成されます。

これで、プロキシをロードしてアセットを表現することができます。

プロキシをロードするには

  1. リファレンス エディタ(Reference Editor)で、プロキシ アセット アイコン()の横に表示された参照している炎のファイルを選択します。
  2. プロキシ > プロキシとしてリロード(Proxy > Reload Proxy as > Flame_proxy (flame_proxy.ma)を選択します。

    火炎のエフェクトが消え、その位置にロケータが表示されます。

火炎のアセットはアウトライナ(Outliner)に表示されたままですが、展開すると単一のロケータ ノードのみが表示されます(火炎のグループ ノードの代わり)。

同様に、シーン内の火炎もロケータ ノードと置き換えられています。このアセットとの相互作用は変更されておらず、依然としてパブリッシュ済みアトリビュートに値を割り当てて、シーンでロケータを移動させることができます。プロキシ アセットを再度リロードすると、火炎にこの変更が反映されます。ただし、プロキシ アセットがアクティブなときにシーンを再生すると、シーンの再生がはるかに速くなります。