Maya には、立方体、球、円柱、プレーンなど、さまざまなタイプのプリミティブ タイプとシェイプがあります。
プリミティブ オブジェクトは、さまざまなシェイプやフォームのスタート ポイントとして使用できます。プリミティブ オブジェクトを使用する場合の、最も一般的なワークフローは次のとおりです。
- プリミティブを最初に作成するときには、そのプリミティブの構築オプションを設定して、Maya シーンにおおよそ必要なサイズとシェイプで表示されるようにします。
- プリミティブ オブジェクトを最終的な位置まで移動、スケール、および回転するには、直接操作(移動、スケール、回転の各ツール)を使うか、またはエディタから数値を入力します。
- プリミティブ オブジェクトを複製してオリジナルのコピーを複数作成するか、またはオリジナルのプリミティブ オブジェクトから異なるシェイプのオブジェクトを作成します。
このレッスンでは、ポリゴン円柱プリミティブを作成して殿堂の土台を作成します。円柱ツールの作成オプションを変更して八角形のシェイプを作成し、そのあとこのオブジェクトを作成します。円柱オプションを変更しなければ、円柱が作成されます。
土台になるポリゴン円柱を作成するには
- メニュー セットを選択します。
注:特に明記しないかぎり、本書で示すメニュー選択では、メニュー セットを選択していることを前提としています。
本書のレッスンを開始する前に、を選択して、プリミティブのオプションをオフにして、その横のチェック マークが表示されていないことを確認します。
- メイン メニューから > を選択します。
オプション ウィンドウが表示されます。
- ウィンドウで、を選択し、次のオプションを設定します。
- ウィンドウでをクリックします。
八角柱のシェイプの円柱プリミティブ オブジェクトが作成され、Maya ワークスペースの中心に配置されます。この円柱は幅 20 単位、高さ 1 単位で、ファセットが 8 つあります。
注:
最初の章で、オプション設定を変更している場合はオプション設定をリセットするよう指示しました。ツール オプションで作業するときには、予期した結果と異なることがないように、オプション設定のリセットを習慣にすると良いでしょう。