このレッスンでは、海洋のエフェクトが、ダイナミック ボリューム流体および非ダイナミック ボリューム流体エフェクトとは異なることを学習しました。海洋のエフェクトは、コンテナと流体プロパティではなく、プレーンとシェーダを使用して作成します。海洋のエフェクトに関しては、以下について学習しました。
海洋シェーダのアトリビュートについてさらに学習するには、Maya に組み込まれている海洋シェーダのサンプルを参照してください(流体エフェクト(Fluid Effects)メニュー内)。これらのサンプルの一部では、海洋上の大気が 3 次元の非ダイナミック ボリューム流体を使用して作成されています。
流体エフェクト > 海洋 > モーター ボートの作成(Fluid Effects > Ocean > Make Motor Boats)を使用すると、ゲーム風のボート シミュレーションを作成できます。ボートのかじとスロットル用のホットキーを設定すれば、海洋でボートを「操縦」することができます。ボートは、前後左右に揺れたり、波の上を飛び越えたりします。
流体エフェクト > 海洋 > 航跡の作成(Fluid Effects > Ocean > Create Wake)コマンドで、ボートの航跡を作成できます。航跡の流体は通常の流体のようなナビエ ストークス(Navier Stokes) ソルバを使用せず、スプリング メッシュ ソルバ(Spring Mesh Solver)を使用します。流体のモーションを駆動するのには、流体エミッタが使用されます。
もっと小さな規模の水体をイメージしている場合は、流体エフェクト > 池 > 池の作成(Fluid Effects > Pond > Create Pond)を使用して池を作成できます。池(Pond)は スプリング メッシュ(Spring Mesh)ソルバと高さフィールド(Height field)を使用する 2D 流体です。池に対して航跡の作成(Create Wake)オプションを使用することで、泡、波紋、および波を生成できます。
これらのトピックなどの詳細については、Maya ヘルプ(Maya Help)の流体エフェクト(Fluid Effects)を参照してください。