シミュレーションを設定する

 
 
 

次の操作を実行して、レッスンを設定します。

  1. SlagPourFoundry_1.mb を開きます。
  2. プリファレンス(Preferences)ウィンドウで、次の操作を行います。
    • カテゴリ(Categories)で、タイム スライダ(Time Slider)を選択します。
    • 再生(Playback)セクションで、再生スピード(Playback speed)すべてのフレームを再生(Play every frame)に設定します。
    • 最大再生スピード(Max Playback Speed)リアルタイム [24 fps](Real-time [24 fps])に設定します。
  3. アウトライナ(Outliner)で、geo_chute オブジェクトと geo_tub オブジェクトを選択し、nMesh > パッシブ コライダの作成(nMesh > Create Passive Collider)を選択して、これらをパッシブ衝突オブジェクトに変換します。

    パッシブ衝突オブジェクトを作成すると、nucleus ノード(nucleus1)も作成され、これによりシミュレーションのすべての Nucleus オブジェクトがコントロールされます。

  4. nRigid1nRigid2 の名前をそれぞれ、nRigid_chutenRigid_tub に変更します。

    オブジェクトの名前を変更しておくと、アウトライナ(Outliner)アトリビュート エディタ(Attribute Editor)で見つけやすくなります。

  5. アウトライナ(Outliner)で、nRigid オブジェクトの 1 つを選択します。
  6. アトリビュート エディタ(Attribute Editor)で nucleus1 タブに切り替えて、地表プレーン(Ground Plane)セクションで次のように設定します。
    • プレーンの使用(Use Plane)をオンにします。
    • プレーンの原点(Plane Origin)で、Y 軸を -3.0 に設定します。
    • プレーンのバウンス(Plane Bounce)を 0.7 に設定します。
    • プレーンの摩擦(Plane Friction)を 0.16 に設定します。
    • その他の nucleus ノード設定は既定値のままにしておきます。

    このプレーンの原点(Plane Origin)は、Nucleus プレーン レベルを鋳造工場の床に設定します。Nucleus プレーンに衝突する nParticle は床に衝突するように見えるため、床のジオメトリをパッシブ衝突オブジェクトに変換する必要はありません。Nucleus プレーンとの衝突は、パッシブ衝突オブジェクトとの衝突よりも高速に計算されるため、シミュレーション時間を短縮できます。