ピボット ポイントは 3 次元空間内の特定の位置で、オブジェクトの変換のリファレンスとして使用されます。すべてのオブジェクト(カーブ、サーフェス、グループ)にピボット ポイントがあります。
Maya でオブジェクトをグループ化すると、親ノードと呼ばれる新しいノードがオブジェクトのグループ用に作成されます。グループの親ノードのピボット ポイントは、原点(0, 0, 0)に配置されます。これは、あとでオブジェクトを放射状に(つまり、ピボットの周囲に円形に)複製および回転する場合に便利です。
オブジェクトが階層でグループ化され、ピボット ポイントが原点に配置されます(ピボット ポイントが原点に再配置されると、選択されているグループの移動ツール(Move Tool)マニピュレータが原点に表示されます)。
2 つの柱がグループ化された状態で柱を回転オプションで複製すると、グループが複製されて原点(0, 0, 0)にあるピボット ポイントを中心に回転します。