ファイル リファレンスを使用すると、実際に外部ファイルをシーンに読み込むことなく、外部ファイルで生成されたオブジェクトをシーンに取り込むことができます。これにより、シーンをいくつかに分離した状態で維持できるため、メイン シーンから独立して修正できます。
ファイル リファレンスを使用すると、複数のアーティストが同時にシーンの各部分を処理できるため、大規模なシーンを取り扱うときに特に便利です。
また、ファイル リファレンスを使用して、非常に複雑なオブジェクトやシステムのリソースを多大に消費するオブジェクトの代替となるプロキシを設定することで、再生パフォーマンスを向上させることもできます。ファイル リファレンスに対して実施した編集内容を書き出して、後から処理中の他のリファレンスにこれを適用することもできます。