カーテンのシーンをセットアップする

 
 
 

以下の手順では、2D のカーテン レールをプレーンからモデリングし、ヘアをアタッチします。ポリゴン球を作成してキーフレームを設定し、パッシブ衝突オブジェクトに変換して、カーテンと衝突するようにします。

nHair を使ってカーテンを作成するには

  1. 作成 > NURBS プリミティブ > インタラクティブ作成(Create > NURBS Primitives > Interactive Creation)を選択して、NURBS のインタラクティブ作成(Interactive Creation)オプションをオフにします(チェック マークなし)。
  2. 作成 > NURBS プリミティブ > プレーン(Create > NURBS Primitives > Plane) > を選択して、NURBS プレーンを作成します。

    NURBS プレーン オプション(NURBS Plane Options)ウィンドウが表示されます。

  3. NURBS プレーン オプション(NURBS Plane Options)ウィンドウで、編集 > 設定のリセット(Edit > Reset Settings)を選択します。
  4. 幅(Width)を 1.4、長さ(Length)を 14.5 に設定します。
  5. 作成(Create)をクリックします。
  6. プレーンを選択した状態で、nHair > ヘアの作成(nHair > Create Hair) > を選択します。

    ヘアの作成オプション(Create Hair Options)ボックスが表示されます。

  7. ヘアの作成オプション(Create Hair Options)ウィンドウで、編集 > 設定のリセット(Edit > Reset Settings)を選択します。
  8. 次の値を設定します。
    • 出力(Output)NURBS カーブ(NURBS curves)に設定します。
    • U の数(U count)を 1 に、V の数(V count)を 20 に設定します。
    • パッシブ フィル(Passive Fill)を 0 に設定します。
    • ランダム化(Randomization)を 0 に設定します。
    • ヘア単位のポイント(Points per Hair)を 12 に設定します。
    • 長さ(Length)を 10 に設定します。
    • レスト カーブの作成(Create Rest Curves)エッジで制限(Edge Bounded)均一化(Equalize)の各オプションをオフにします。
    • ダイナミック(Dynamic)がオンであることを確認します。
  9. ヘアの作成をクリックします。

    ヘアが作成され、プレーンにアタッチされます。

    必要に応じてビューポートを回し、シーンの位置が下の図のようになるようにします。

  10. アウトライナ(Outliner) (ウィンドウ > アウトライナ(Window > Outliner))で、NURBS プレーンを選択します。
  11. アイコンをクリックして、チャネル ボックス(Channel Box)を開きます。
  12. チャネル ボックス(Channel Box)で、移動 Y (Translate Y)を 10 に、回転 X (Rotate X)を 180 に設定します。

    ヘアの下端が地表プレーンにほとんど着いている状態になります。

衝突する球を作成してアニメートするには

  1. 作成 > ポリゴン プリミティブ > インタラクティブ作成(Create > Polygon Primitives > Interactive Creation)を選択して、ポリゴンのインタラクティブ作成(Interactive Creation)オプションをオフにします(チェック マークなし)。
  2. 作成 > ポリゴン プリミティブ > 球(Create > Polygon Primitives > Sphere) > を選択して、ポリゴン球を作成します。

    ポリゴン球オプション(Polygon Sphere Options)ウィンドウが表示されます。

  3. ポリゴン球オプション(Polygon Sphere Options)ウィンドウで、編集 > 設定のリセット(Edit > Reset Settings)を選択します。
  4. 半径(Radius)を 1.5 に設定します。
  5. 作成(Create)をクリックします。
  6. 球を選択した状態で、次の値をチャネル ボックス(Channel Box)に設定します。
    • 移動 X (Translate X): 9.5
    • 移動 Y (Translate Y): 1.5

    現在、ポリゴン球はカーテンの下端と同じ高さにあります。これで、球をアニメートしてカーテンを通過できるようになりました。

  7. 球をアニメートするには、次の操作を行ってキーフレームを設定します。
    • タイム スライダでフレーム 1 に移動します。
    • チャネル ボックス(Channel Box)で、移動 X (Translate X) クリックし、選択したキー(Key Selected)を選択します。
  8. 球にキーフレームを設定し、カーテンを通過して移動させるには、次の操作を行います。
    • タイム スライダでフレーム 100 に移動します。
    • チャネル ボックス(Channel Box)で、移動 X (Translate X)を -9.5 に設定します。
    • 移動 X (Translate X) クリックし、選択したキー(Key Selected)を選択します。
  9. タイム スライダを 0 に巻き戻し、アニメーションを再生します。

    球はカーテンがないかのようにカーテンを通り過ぎます。次の手順では、球をパッシブ衝突オブジェクトとして設定し、ヘアと衝突するようにします。

    レッスンの次のセクションでは、ポリゴン球をパッシブ衝突オブジェクトに変換し、カーテンと衝突するようにします。