以下のパラメータを使用して、ユニーク UV 投影のターゲット バウンディング ボックスを(展開する方法を選択して)調整できます。
フラットにする方法(Flattening Method)
UV をフラットにする方法を選択します。
[Individual Poly Packing]: 平面投影を使用し、各ポリゴンの UV 座標を、その各テクスチャ片に割り当てます。これにより、2 つのポリゴンの座標が互いに重なることはありません。
[Angle Grouping]: 投影方向を決定した後、法線方向が指定された角度許容範囲内にある近隣のポリゴンをグループ化します。この処理は、オブジェクトのポリゴンがすべてグループ化されるまで繰り返されます。次に、グループまたは「アイランド」がテクスチャの各部分に割り当てられ、2 つのアイランドの座標が互いに重ならないようにします。
角度でグループ化の方法では、アイランドの内部にオーバーラップするポリゴンが生成される場合があります。
角度でグループ化しきい値(Angle Grouping Tolerance)
フラットにする方法を角度でグループ化に設定した場合は、このオプションの設定で[角度許容範囲]を指定します。ポリゴンが現在のグループのポリゴンと見なされるには、隣接するポリゴンの法線方向がこの範囲内でなければなりません。
[許容範囲]値が高いほど大きなアイランドが作成されますが、UV 座標でのゆがみが大きくなります。
[許容範囲]値が低いほど小さなアイランドが作成されます。オブジェクトの展開に要する時間が劇的に長くなるため、許容値の設定は低すぎないことが重要です。
パッキング方法(Packing Method)
テクスチャ スペースでポリゴンを配置するときに使用されるアルゴリズム。
[行パッキング](Row packing): 下位互換性用に提供されている旧式のアルゴリズムです。
[密に](Tight): ほぼすべての状況においてポリゴンを適切に配置します。
[プリスムージング]オプションにより、オブジェクトのジオメトリのコピーに対して、さまざまなスムージング処理を適用します。スムージングされたコピーのジオメトリに基づいて UV 座標が生成され、元のオブジェクトに適用されます。実際の効果は、UV 座標を滑らかにすることです。
有効(Enable)
スムージング オプションを有効にします。
強さ(Strength)
オブジェクトのポリゴンがグループ化される前に、ジオメトリがスムージングされる度合いを指定します。これにより、ジオメトリの隆起などの鋭い変化を除去して、目的のポリゴンが角度でグループ化しきい値の範囲外になるのを回避できます。
強さの値を大きくするほど、最終的な UV 座標でのゆがみが大きくなります。
凹面に制限(Restrict to Concavities)
有効にすると、オブジェクト ジオメトリのスムージングされる領域のうち、凹面のみがプリスムージングされます。
これらのパラメータを使用して、ユニーク UV 投影のターゲット バウンディング ボックスを調整できます。
U, V
これらの値を調整すると、UV 座標をターゲット テクスチャの左下隅からオフセットします。オフセットは通常は 0 から 1 までの UV 座標で計測されます。値 0.5 は座標を 50% オフセットします。
幅/高さ(Width/Height)
これらの値を調整すると、UV 座標のバウンディング ボックスのサイズが変更されます。サイズは通常は 0 から1までの UV 座標で計測されます。値 0.5 は座標を 50% のサイズにします。
エクスプリシット ピクセル スペーシング(Explicit Pixel Spacing)
有効にした場合、UV 座標が生成されるテクスチャの解像度をピクセルで指定する必要があります。
ターゲット U/V 解像度(Target U, V Resolution)
エクスプリシット ピクセル スペーシングが有効の場合、これらの値は固有の UV 座標が生成されるターゲット テクスチャの解像度をピクセルで指定します。
U/V ピクセル(U, V Pixels)
エクスプリシット ピクセル スペーシングが有効の場合、これらの値は個別のポリゴンの UV 座標間の最小距離を U と V についてピクセルで指定します。
エクスプリシット ピクセル スペーシングが無効にすると、これらの値は個別のポリゴンの UV 座標間の距離を指定します。距離は UV 座標で計測します。
