Modulate by Null(ヌルによる変調)

 
 
 

パーティクルまたはオブジェクトのポイントがヌルのアイコン シェイプの範囲内にある場合に、パーティクルまたはオブジェクトのパラメータ値を変化させます。

このコンパウンドの[Value](スカラ)出力は、[Emit(放出)]コンパウンドの[Speed]、[Mass]、[Size]ポートなど、スカラ データを受け入れる任意のコンパウンドのポートに接続します。

このコンパウンドを[Emit]コンパウンドと組み合わせて使用する場合は、[Value]出力の他のインスタンスを、変更するデータの種類に対応する[Set Data]コンパウンド([Size]パラメータを変更する場合は、[Set Particle Size]など)に接続する必要があります。次に、この[Set Data]コンパウンドを[ICETree]ノードのポートに接続し、放出時の 1 回だけでなく、フレームごとにデータが評価されるようにします。

詳細については、「ヌルまたはボリュームによってパーティクルの値を変化させる」(「ICE パーティクルシミュレーション」)を参照してください。

タスク: [Particles]/[Modifiers]、[Deformation]/[Modifiers]

出力ポート: [Value]

ヌルの名前(Null Name)

パーティクルまたはオブジェクトの値の調整に使用するヌルです。このポートには、ヌルの[Out Name]出力を接続します。

ヌルは既定で交差するラインとして描画されるため、ヌルのプロパティ エディタを開き、ボリュームを持つもの(ボックス、ピラミッド、ダイアモンドなど)にアイコン シェイプを変更して、このコンパウンドが動作するようにする必要があります。

プロファイル(Profile)

パーティクルまたはオブジェクトがヌルの範囲内にある場合に、それらの値をどのように変化させるかを決定するグラフです。グラフは、パーティクルのヌル内での距離(グラフの X 軸)に伴う乗数値(グラフの Y 軸)を表します。

乗数(Multiplier)

変更するパラメータの現在の値を乗算する値を指定します。