Generate Sample Set(サンプル セットの生成)

 
 
 

カテゴリ

  • Geometry Queries

説明

入力ジオメトリで均等に分布されたランダム位置を持つデータ セットを生成します。位置は、ジオメトリのサーフェイスに「接合」されるので、異なるフレームで位置の値を再計算したりリセットしない限り、ジオメトリがデフォームしたりデフォームしても同じ相対位置に固定されます。

パラメータ

放出の種類(Emission Type)

  • [サーフェイス]: サーフェイス上の位置を均等に生成します。

  • [ポイント]: ジオメトリ ポイント上のみで位置を生成します。

  • [ボリューム]: ジオメトリで定義されたボリュームの内部に、均等に位置を生成します。

レートの種類(Rate Type)

[発生タイプ]が[サーフェイス]または[ボリューム]に設定されている場合に、[レート]の値を解釈する方法を選択します。

  • [Number per Second]:[レート]の値は、1 秒間あたりに生成される位置の数になります。

  • [Density per Second]:[レート]の値は、サーフェイスの各平方単位で 1 秒間あたりに生成される位置の数になります。デフォームされるサーフェイスで、サーフェイスの伸張によって、生成される位置がまばらになってしまうのを防ぐ場合に便利です。このオプションを使用する場合は、[Enable Max Number]フラグをオンにして、生成される位置の最大数を指定することができます。

  • [Number per Frame]:[レート]の値は、各フレームで生成される位置の数になります。

ポイント レートのタイプ(Point Rate Type)

[発生タイプ]が[ポイント]に設定されている場合に、[レート]の値を解釈する方法を選択します。

  • [Number per Second]:[レート]の値は、1 秒間あたりに生成される位置の数になります。

  • [Number per Frame]:[レート]の値は、各フレームで生成される位置の数になります。

  • [すべてのポイント]: 各ジオメトリ ポイントで位置が生成されます。[レート]は無視されます。

最大数を有効(Enable Max Number)

[Max Number]の設定を有効にします(以下を参照)。このオプションは、[レートタイプ]が[Density per Second]の場合のみ使用できます。

最大数(Max Number)

生成される位置数の上限値を指定します。このオプションは、[レートタイプ]が[Density per Second]の場合のみ使用できます。サーフェイス領域が大きくなると、生成される位置の数が極端に多くなる場合があるため、このオプションを使用すると便利です。

リファレンス(Reference)

ウェイト マップまたは場所をフィルタするためのエミッタのその他の属性へのリファレンス。このオプションを使用する場合、属性を使用して、ジオメトリ全体のエミッションのレートを制御します。

[Emission Type]が[Surface]に設定されている場合は、サーフェイスの部分を指定できます。[Emission Type]が[Point]に設定されている場合は、ポイントを指定できます。

属性としてサポートされているタイプは、ブール、整数、およびスカラです。整数値およびスカラ値は、最小で 0、最大で 1 にクランプされます。

値 0 (ブールの False に相当)は、対応する頂点または三角形が、位置のセットから削除されることを意味します。[発生タイプ]が[サーフェイス]に設定されている場合、0 から 1 の間のスカラ値はウェイトとして使用されます。三角形は、フィルタされていない場合の N% の位置を放出します。N は、三角形のウェイトに 100 を乗じた値です。

サーフェイスから放出される場合にサポートされている属性のコンテキストは、現在のところ以下のとおりです。

  • 頂点: 三角形のウェイトは、その三角形の 3 つの頂点のウェイトの平均になります。

  • ポリゴン: 三角形のウェイトは、その三角形の中心における属性の値になります。

  • ポリノード: 三角形のウェイトは、その三角形の 3 つのポリノードのウェイトの平均になります。

Explore

リファレンスを Explorer から選択する場合は、このボタンをクリックします。選択できるのは、生成される位置で有効な属性だけです。

ピック(Pick)

選択セッションを開始する場合は、このボタンをクリックし、ビューポートまたは Explorer からリファレンスを選択します。

Invert

フィルタの効果を反転するため、実際のフィルタは、1 から属性の値を引いた値になります。

レート制御(Rate Control)

フィルタ属性が指定されている場合に、レートを解釈する方法を選択します。

  • [Exact Rate](正確なレート): フィルタ条件が満たされている場所からのみ、[レート](Rate)の値で指定された数のサンプルが生成されます。

  • [Proportional to Filtered Area]:[レート]の値で指定された数の位置が、サーフェイス全体またはすべてのポイントで生成され、フィルタ条件によって除去されます。

このオプションは、[レート タイプ]が[Density per Second]の場合は使用できないことに注意してください。

ポート

入力

シード(Seed)

使用される乱数のシーケンスを定義します。2 つのノードで同じパラメータを使用して異なる値のセットを生成する必要がある場合は、それぞれのノードに異なるシードを割り当てます。

時間による変化(Time Varying)

各フレームで異なる位置のセットを生成するかどうかを指定します。

ジオメトリ(Geometry)

位置を生成するジオメトリです。

レート(Rate)

生成されたセットでの位置数に影響を与えます。[レート]の値の解釈は、[レートタイプ]での設定によって異なります。また、フィルタが指定されている場合は、[Rate Control]の設定によっても異なります。

出力

サンプル(samples)

入力ジオメトリに対する位置のセットです。