指定された範囲にある全フレーム(現在のフレームの前、後、または両側のフレーム)を等量ずつ追加して合わせ、タイム ブラー エフェクトを生成します。
追加された全フレームの不透明度の合計は常に 100 %に等しくなりますが、不透明度はガウス曲線を使用して決定されることから、現在のフレームから遠いフレームよりも近くにあるフレームのほうが、不透明度が大きくなります。
入力(任意)を必要とします。
出力(任意)を算出します。
ソースクリップ範囲(Source Clip Range)
タイミング変更時に[開始](Start)フレームおよび[終了](End)フレームとして使用されるソース内のフレームを指定します。
半径(Radius)
ブラー内に組み込まれている現在のフレームの前、後、または両側(区切りの設定に応じて異なる)のフレーム数を設定します。スライダを使用して、正の浮動小数点数の値を設定します。
精度(Accuracy)
精度は指定された半径に対するガウスのブラーを算出する際に使用するサンプルの範囲を変更します。精度が高い(たとえば 90% を超える)場合は、ブラーの約 2 倍の半径を持つサンプルが使用され、精度が最低(60%)の場合は、ブラーの半径を持つサンプルが使用されます。
精度の範囲は 60%~100% です。処理時間はサンプルの範囲に比例するため、精度が低ければ、与えられた半径のぼかしの処理が迅速になります。
既定値は 60% とかなり低くしてありますが、これは精度の値が高いほどぼかしの実際の半径の値が増える傾向があるという理由からです。たとえば、ぼかしの半径が 3 に設定されている場合にオペレータが現在のフレームの前後に使用するフレームは 3 つ以下です。精度を 98 %まで上げると、各側に 7 フレームが使用されます。
区切り(Period)
現在のフレームの前、後または両方のどの側にエフェクトを使用するかを設定します。[過去]、[未来]、または[未来 + 過去]を選択します。
このオペレータのMask Options(マスク オプション)をコントロールします。
このオペレータのOutput Options(出力オプション)をコントロールします。