F カーブを外挿補間する

 
 
 

外挿補間コントロールを使用すると、最初のキーより前方および最後のキーより後方にある F カーブの形状を修正できます。外挿は、開始と終了の 2 つの末端ポイントの位置に基づいてカーブの終端を拡張します。

カーブに外挿を適用するには

  1. F カーブを選択します。

  2. FCurve Editor ツールバーから、[カーブ](Curves) [外挿前/後](Pre/Post Extrapolation) [コンスタント](Constant)または[カーブ](Curves) [外挿前/後](Pre/Post Extrapolation) [リニア](Linear)を選択します。

    スプラインの補間には、最初または最後のキーのスロープが使用されます。これにより、動作が同じ速度で継続します。

    • [コンスタント外挿補間](Constant)は端点の外側のカーブを平坦にし、アニメーションを追加しません。最初のフレームから最初のキーまでの Y 軸の値と、最後のキーから最後のフレームまでの Y 軸の値を外挿補間します。この結果、動きの前後のモーションが保持されます。

      このイメージでは、最初のキーフレームの前の値と、最後のキーフレームの後の値は一定になります。

    • [リニア](Linear)は、端点のキーのスロープ ハンドルの角度方向(タンジェント)にカーブを継続します。 最初のキーのスロープの傾きに基づいて増分値を計算し、最初のフレームから最初のキーまでの間に適用します。次に、最後のキーとその直前のキーから算出された増分値を、最後のキーフレームから最後のフレームまでの間に適用します。この方法での補間には、一定のスロープでカーブを無限に継続する効果があります。

      このイメージでは、最初のキーフレームの前の値と、最後のキーフレームの後の値はスロープによって決定されます。スロープハンドルのリレーションは、外挿補間された値に対するタンジェントになっています。