Face Robot でモーションキャプチャ データを顔に適用し、キャリブレーションしたら、顔の比率に合うように調整できます。モーションキャプチャ ファイルのデータによって、Face Robot で顔のコントロールのアニメーションを操作します。
[Act(アクト)]パネルで[ライブラリ](Library) [ツール](Tools) [調整](Adjust)を選択して[Face Adjust(顔の調整)]プロパティ ページを開きます。
このプロパティ ページでは次のオプションが設定できます。
A
モーションキャプチャ データの再ターゲットをミュートします。また、[Library(ライブラリ)]パネルの[ツール](Tools)[リターゲットのミュート](Mute Retarget)および[リターゲットのミュート解除](Unmute Retarget)コマンドでも同じことを実行できます。
B
モーションキャプチャから高周波ノイズをフィルタします。
C
モーションキャプチャを頭に適用する最初のフレームを設定します。
D
再ターゲットするモーションキャプチャ データをスケーリングします。[グローバル コントロール](Global Control)および[特殊コントロール](Special Controls)エリアのアニメーション コントロールのスライダを使用します。コントロールのスケーリングは、面マップ(.fmap)で定義されたニュートラル ポーズに従って修正されます。
ヒント: 下顎を極端な位置まで開けた(悲鳴や絶叫など)モーション キャプチャを適用した場合は、口が最大に開いたときに開きすぎにならないように、[グローバルコントロール](Global Control)[顎](Jaw)スライダで小さくできます。
E
頭のグローバル回転を有効にします。首のウェイトを調整する場合は、このオプションを選択する必要があります。ただし、ほとんどの場合は、頭の回転を有効にする必要はありません。固定されたモーションを操作する場合は、このオプションを選択しないでください。
F
頭のグローバル移動を有効にします。これにより、頭のコントロールにキーを設定できるため、動いているボディにアタッチされた頭がボディに追従するようになります。
G
[移動を有効にする](Enable Translation)オプションを選択した場合は、このスライダで頭のグローバル モーションの移動をスケーリングできます。
H
モーションキャプチャ マーカーのゲインを調整します。これらのスライダは、モーションキャプチャの再ターゲット データがどの程度アニメーション コントロールに適用されるかを決定します。値が 0 の場合は、モーションキャプチャがそのコントロールには適用されません。値が 1 の場合は、モーションキャプチャ データがそのコントロールに 100% 適用されます。