イメージ ファイルはさまざまな目的に使用できます。サーフェイス カラーを制御するテクスチャ、その他の属性、ロトスコープ、合成、および Fx Tree 内のその他のエフェクトをコントロールするテクスチャ マップなどがその例です。
Softimage では、これらのイメージをソースとクリップを使って管理します。
ソースは、主に、ディスク上のイメージ ファイルまたはシーケンスのパスへのリファレンスです。実際には、イメージ ソースは使用可能なシーン エレメントではありません。ソース イメージは読み取り専用として定義されており、シーンルートの[ソース]フォルダのシーンに一覧表示されます。イメージ ソースは、プロジェクトの内部または外部のファイルを参照できます。
クリップは、イメージのインスタンスまたはシーン内での使用を示すものです。同じソースから複数のクリップを定義でき、元のソース イメージには影響を与えずに、それぞれに違った設定を適用できます。同じクリップを異なるテクスチャや他のプロパティで再使用することもできます。
クリップは、同じテクスチャ イメージ(ソース)から 5 段階のブラーなど異なる表現を作成できる便利な機能です。また、ソースから作成されたクリップがいくつあってもソースのロードは一度のみであるため、クリップはメモリ効率がすぐれています。