エンベロープが割り当てられた後は、エンベロープのリファレンス ポーズを変更できます。Reset Actor コマンドの使用時に、エンベロープおよびそのデフォーマが戻る姿勢がリファレンス ポーズです。また、リファレンス ポーズは、近接度に応じてデフォーマに対するポイントの初期ウエイトを決定するポーズでもあります。
必要に応じて、エンベロープのデフォーメーションをミュートします。ミュートにより、エンベロープのデフォーメーションを一時的に無効にし、ビジュアル フィードバックを向上させます。デフォーメーションをミュートするには、次のいずれかを実行します。
デフォーマを移動させた後にデフォーマのリファレンスポーズをリセットするには、そのポーズを選択し、[Animate]ツールバーから[デフォーム](Deform) [エンベロープ](Envelope) [リファレンスポーズの設定](Set Reference Poses)を選択します。必要に応じてほかのデフォーマにも同じ操作を繰り返します。このコマンドを選択する前に、該当デフォーマを含むグループを選択するのと同様に、階層でデフォーマをブランチ選択またはツリー選択できる点に注意してください。チェイン エレメントの場合、必ず、エフェクタを含め、チェイン全体のリファレンス ポーズをリセットしてください。
エンベロープオブジェクトまたはオブジェクト上のポイントを移動させた後にオブジェクトのリファレンスポーズをリセットするには、そのポーズを選択し、[デフォーム](Deform) [エンベロープ](Envelope) [リファレンスポーズの設定](Set Reference Poses)を再度選択します。
エンベロープ ウェイトがフリーズされていない場合は、初期ウェイトが、デフォーマとエンベロープの新しいリファレンス ポーズの相対位置に基づいて再計算されます。デフォーマへの割り当てとエンベロープ ウェイトに行った手動での調整は、すべて保持されます。