プリセット用サムネイルの作成と抽出

 
 
 

[setthumb] スタンドアロンと [getthumb] スタンドアロンでは、Softimage でサムネイルとして使用するために、イメージを作成または抽出できます。

サムネイル イメージを作成する

[setthumb] スタンドアロンは、サムネイル アイコンをプリセット、シーン、およびモデル(.emdl ファイル)に関連付けるために使用します。[setthumb] は、ビットマップ ファイルを取得してプリセット ファイルに追加します。これにより、アイコン モードがアクティブなブラウザでプリセットを表示すると、サムネイル イメージが表示されます。

使用法

setthumb <アセットのファイル名> <ビットマップのファイル名>

<アセットのファイル名>は、拡張子を含むプリセット、シーン、または .emdl ファイルの名前です。<ビットマップのファイル名>は、拡張子 .bmp を含むビットマップ ファイルの名前です。このビットマット ファイルは、プリセット ファイル用のサムネイルとして使用されます。

[setthumb] スタンドアロンの使用時に、コマンド ラインで指定したパス内にプリセット ファイルが見つからない場合は、すべてのプリセット用のデフォルト インストール パス(<install path>/Data/DSPresets)が検索されます。

サムネイルイメージは、幅と高さが 128×128 ピクセルの標準ビットマップファイルでなくてはなりません。イメージが 128×128 ピクセルより大きい場合は、128×128 の大きさに切り抜かれます。

[myThumbnail]というビットマップイメージを[myPreset]というプリセットファイルに関連付けるには、コマンドラインで次のように入力します。

setthumb myPreset.preset myThumbnail.bmp

サムネイル イメージを抽出する

[getthumb] スタンドアロンは、シーン、.emdl、およびユーザ定義プリセットからサムネイル アイコンを抽出し、それらをビットマップ ファイルとして保存するために使用できます。

使用法

getthumb <アセットのファイル名> <ビットマップのファイル名>
  • <asset filename>は、拡張子を含むシーン、.emdl、またはプリセットファイルの名前です。

  • <ビットマップのファイル名> は、サムネールを保存するビットマップ ファイルの名前です(.bmp やその他の拡張子を含みます)。

[myPreset]というプリセットファイルからサムネイルを抽出し、[myThumbnail]という名前のビットマップファイルに保存するには、コマンドラインで次のように入力します。

getthumb myPreset.preset myThumbnail.bmp

[myScene]というシーンファイルからサムネイルを抽出し、[myThumbnail]という名前のビットマップファイルに保存するには、コマンドラインで次のように入力します。

getthumb myScene.scn myThumbnail.bmp