キーを使用してアニメートする

 
 
 

キーフレーミング(または「キーイング」)は、時間の経過とともに値をアニメートする処理を指します。従来の手描きによるアニメーションは、一般にキーフレームを使って作成されていました(アニメータは重要なポーズを適切なフレームに描き、その動きの「スナップショット」を特定の瞬間に作成します)。キーフレームは、満足のいくアニメーションを制作するための基礎となるものです。描画されたキーフレーム自体が、特定の瞬間での形状の外観を決定します。キーフレームとして選択したフレームによって、形状のタイミングとウェイトが決定され、キーフレームの数は動きの複雑さを反映します。

キーフレームの描画後、「インビトウィーニング」と呼ばれる中間のフレームを自動的に補う処理で、キーフレーム間のフレームが追加されます。

従来のアニメーションと同様、Softimage のキーフレームも特定のフレームにおける動きの「スナップショット」であり、アニメーションのトーンとタイミングを設定するときに重要な役割を果たします。ただし、従来のアニメーションと異なるのは、Softimage では補間を使用することによってインビトウィーニングを処理している点です。補間は、キーフレーム間の中間値を計算する処理です。

キーは、1、50、および 100 フレームに設定されています。中間のフレームは自動的に補間されます。