メニュー項目のコールバック


詳細

ユーザがメニュー項目をクリックすると発生するコールバック関数。

メニュー項目のコールバックは、Menu.AddCallbackItem でメニュー項目に追加されます。

このコールバックは特別な関数を定義するために使用します。その関数は、関連するコールバック メニュー項目をユーザがアクティブにしたときに実行されるものです。 たとえば、現在のレイアウトの修正やユーザ設定の一部変更を行う関数を実装できます。

これは、コールバック関数が Softimage コマンドマップに追加されないという点で、同じプラグイン内で定義したカスタム コマンドに関連付けられたコマンドメ ニュー項目と異なります。

ヒント: このコールバックは、メニュー コールバック関数が起動されるたびに発生します。


適用対象

Menu.AddCallbackItem でメニュー項目に追加されたメニュー項目。


構文

public class <menu_name>

{

	public bool <menu-item_callback_name>( Context in_context )

	{

		...

	}

}
CStatus <menu-item_callback_name>( CRef& in_context )

{ 

	... 

}
function <menu-item_callback_name>( in_context )

{ 

	... 

}
def <menu-item_callback_name>( in_context ):

	...
Function <menu-item_callback_name>( in_context )

	...

End Function
sub <menu-item_callback_name> 

{ 

	my $in_context = shift; 

}

<menu-item_callback_name> は、Menu.AddCallbackItem の呼び出しで指定されている名前です。この名前に含まれるスペースはアンダースコアに置き換えられます。


パラメータ

パラメータ 言語 タイプ 説明
in_context スクリプティングおよび C# コンテキスト Context.SourceMenuItem を返します。
C++ CRef& Context オブジェクトへのリファレンス。 Context::GetSourceMenuItem を返します。


コンテキスト属性

ほとんどの[コンテキストメニュー]では、Target 属性は選択オブジェクトおよびマウス ポインタのすぐ下のオブジェクトを格納します。

通常のメニュー([プラグインマネージャ]の[ファイル]メニュー以外)では、Target 属性は設定されません。

属性 メニュー 詳細
Target 3D ビューおよびスケマティック ビューのコンテキスト メニュー スクリプティングおよび C#

選択オブジェクトとカーソルの下のオブジェクトを格納する XSICollection



C++

CValueArray を格納する CValue。 配列は、選択オブジェクトとカーソルの下のオブジェクトを格納します。
Animation Mixer のメニュー Animation Mixer の View オブジェクト。
F カーブ エディタのメニュー F カーブ エディタの View オブジェクト。
プロパティ エディタのコンテキスト メニュー プロパティ ページにパラメータが表示されているオブジェクト。たとえば、[グローバル変換]プロパティページの KinematicState オブジェクトです。
プラグイン マネージャおよびメニュー(コンテキスト メニュー/通常メニュー)

Workgroup Manager File メニュー
プラグイン マネージャの View オブジェクト。
[Script Editor]コンテキスト メニュー ヒストリ ペイン

選択したテキスト。テキストが未選択の場合は現在の行。



編集ペイン

Script Editor の View オブジェクト。
スケマティック ビューおよびビューのコンテキスト メニュー Target 属性には Schematic View オブジェクトが含まれます。
[Schematic Node]コンテキスト メニュー スクリプティングおよび C#

ビュー オブジェクトとカーソルの下のオブジェクトを格納する XSICollection



C++

CValueArray を格納する CValue。 配列は、View オブジェクトとカーソルの下のオブジェクトを格納します。
Scene Layer Manager メニュー Scene Layer Manager の View オブジェクト。
Scene Layer Manager コンテキストメニュー スクリプティングおよび C#

カーソルの下のレイヤ オブジェクトを格納する Layer オブジェクト。



C++

カーソルの下のレイヤ オブジェクトを格納する Layer オブジェクト。
Material Manager のメニュー Material Manager の View オブジェクト。
Shader Code Editor のメニュー Shader Code Editor の View·オブジェクト。


関連項目