コンポーネントは、ジオメトリック オブジェクト(ポイント、セグメント、フラットなど)の一部となっています。 オブジェクトはそれぞれいくつかのコンポーネントから構成されるため、インデックスと呼ばれる番号を使用して、個々のコンポーネントを参照する必要があります。 たとえば、立方体「aCube」上のポイント番号 3 を参照先とするエクスプレッションを以下に示します。
"aCube.pnt[3]"
Softimage ネイティブ コマンドには文字列式が使用されるのに対し、オブジェクト モデルにはプロパティが使用されます。そのため、オブジェクト モデルに同等のエクスプレッションを使用する場合、対応するステートメントは以下のようになります。
oGeo.Points(3)
コンポーネントのインデックスは 0 から開始するので、"aCube.pnt[0]" または oGeo.Points(0)が最初のポイントになります。 そのため、"aCube.pnt[3]" または oGeo.Points(3)をポイント番号 4 ではなく、ポイント番号 3 と考えがちです。
文字列式は非常に柔軟であり、 個々のポイント、範囲のほか、ワイルドカードを任意に含めた組み合わせが可能です。 文字列式の詳細については、「シーン エレメントへのアクセス」を参照してください。
オブジェクトのコンポーネントへのアクセス方法に関する概要は、下表に掲載しています。
サーフェス |
Softimage ネイティブ コマンドを使用する |
オブジェクト モデル(X3DObject)を使用する |
---|---|---|
使用範囲 |
"myObj.bndry[0]" |
--- |
アイソライン |
"myCube.isolineu[2.25]" |
--- |
サブサーフェス |
"myCube.subsrf[0]" |
.Geometry.Facets .Geometry.Surfaces |
ポリゴン |
Softimage ネイティブ コマンドを使用する |
オブジェクト モデル(X3DObject)を使用する |
---|---|---|
頂点 |
"myCube.pnt[*]" |
.Geometry.Points |
エッジ |
"myCube.edge[LAST]" |
.Geometry.Segments |
ポリゴン |
"myCube.poly[4]" |
.Geometry.Facets .PolygonMesh.Polygons |
使用する方法またはコマンドに応じて、「ポイント」は NURBS オブジェクトのコントロール ポイントまたはポリゴン メッシュ オブジェクトの頂点、あるいはその両方を意味します。